羽州街道」タグアーカイブ

秋田県能代市 鶴形宿跡

鶴形宿羽州街道の47番目の宿場町。
米代川と街道が接する最後の宿場の為、
海運も盛んな川港でもあったようで、
非常に賑わいを魅せていたようです。


能代市鶴形周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。


鶴形にある観光歴史マップ
街道筋が赤線で表示されてわかりやすい。


鶴形宿跡」。
街道沿いに往時の建物は皆無です。
上記の観光歴史マップには、
御役屋続きを読む

青森県青森市 油川宿跡

青森以北の奥州街道松前街道とも呼ばれ、
津軽半島の東海岸を沿って北上し、
三厩から船で松前に渡っていました。
油川宿はその最初の宿場町であり、
奥州街道として言えば110番目。
また羽州街道の終点ともなっており、
多くの人々が交差していました。


青森市油川大浜周辺。
緑の線が奥州街道でピンク線が羽州街道。
青くぼかした辺りが宿場だった場所。


「… 続きを読む

青森県平川市 碇ヶ関宿跡

碇ヶ関羽州街道の宿場町でしたが、
弘前藩にとっては藩境に程近く、
口番所が設置されて厳重に警備され、
地域一帯が城下町の様だったようで、
藩の出城のような役割を果たしました。


平川市碇ヶ関周辺。緑の線が羽州街道
青でぼかした辺りが碇ヶ関宿跡。… 続きを読む

秋田県大館市 釈迦内宿跡

釈迦内宿羽州街道の57番目の宿場町。
宝暦9年(1759)の文献では戸数110軒で、
うち6軒が宿屋であったようです。


釈迦内宿跡」。
かつては水はけの悪い土地だったようで、
その維持に苦労していたようです。
鎌倉幕府5代執権北条時頼は、
諸国巡回途中の津軽で愛妾唐糸を亡くし、… 続きを読む

秋田県大館市 白沢宿跡

白沢宿羽州街道の58番目の宿場町。
矢立峠の南側に位置しており、
この峠を越える前の旅人が英気を養い、
峠を越えた旅人が疲れを癒した宿場でした。


大館市白沢周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。


白沢宿跡」。
白沢宿跡は閑静な住宅街となっており、
建物も殆ど更新されて遺構は少ない。
前回記事の山内儀兵衛宅跡にある碑が、
かつて宿場だった事を伝えています。
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青森県南津軽郡 藤崎宿/川越家跡

冬の津軽へ出張。
本州の端から端まで移動するとは、
我ながらよくやるなぁと思いつつ、
松陰は自らの足で歩いたんですから、
昔の人って凄いなって思いますね。

東北遊学の際に吉田松陰宮部鼎蔵が、
弘前城下を出た最初の宿泊は藤崎宿でした。

岩木山」。
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