ブログで何度も取り上げている中山忠光。
このハチャメチャ公卿の前半生について。
中山忠光は、羽林家中山家の当主中山忠能の五男。
長男の… 続きを読む
家老が切腹を言い渡されるというのは多々ありました。
長州藩でも三家老が切腹していますし、
他藩でも政局に負けた派閥の家老が、
藩によって切腹させられたというケースも多い。
しかしながら藩主が切腹となるケースは殆ど無い。
武士には主君への忠誠がアイデンティティでありますので、… 続きを読む
奇兵隊出身の軍人といえば、
軍監であった元帥陸軍大将の山縣有朋ですが、
中将として4人を輩出しています。
※鳥尾小弥太、三浦梧楼、三好重臣、滋野清彦。
彼らは長州藩士で農民や町民出身ではなかったため、
明治2年の諸隊再編… 続きを読む
元治元年8月27日の四国連合艦隊との講和会議後、
アーネスト・サトウに西洋風の料理で接待しました。
この料理をサトウはあまり良い評価を出していません。
あくまで西洋風というだけで、
ちゃんとしたものではなかったでしょう。
実はこれより1年前の文久3年、
長崎で本格的西洋料理店が開店しています。
長崎の農家の倅であった草野丈吉は、
安政6年より出島でボーイとして雇われます。
草野丈吉
出島での日々の雑用から蘭語を覚え、
その働きぶりから軍艦で勤務することとなり、
軍艦での雑用、洗濯係を経て、見習いコックとなりました。… 続きを読む
誘惑に弱い人というのは結構いるもので、
現在でも酒、女、ギャンブル等にハマって、
どうしようも無くなるロクデナシはいるものです。
奇兵隊出身の商人山城屋和助は、そういう人物でした。
山城屋和助(野村三千三)。… 続きを読む