島津氏久は5代当主島津貞久の四男で、
島津宗家6代当主及び奥州家初代当主。
嫡嗣であった島津宗久が早世した為、
貞久は三男島津師久に薩摩守護職を、
四男の氏久に大隅守護職を譲り、
自らの所領を分割統治させます。… 続きを読む
「【史跡訪問】」カテゴリーアーカイブ
鹿児島県志布志市 志布志地頭仮屋跡
志布志麓は大規模な薩摩藩の外城。
その地頭仮屋が志布志御仮屋です。
藩より地頭が派遣されて行政を担い、
高鍋藩との藩境に位置していた為、
特に重要な拠点であったようで、
藩内で大之郷に位置付けられていました。… 続きを読む
鹿児島県志布志市 志布志城跡
志布志城は志布志市のあった中世期の城。
築城年は不明ながら南北朝時代に存在し、
救仁院氏、楡井氏、畠山氏、新納氏、
肝付氏、島津氏等が城主となっており、
島津氏久… 続きを読む
宮崎県日南市 油津湊
油津湊は古来よりあった港で、
古くは油之津と呼ばれていたという。
百済の王が漂着した場所とも伝えられ、
大陸との貿易が行われていたようで、
倭寇の拠点にもなっていました。
江戸時代には飫肥藩領となっており、
特産品である飫肥杉の積出港となって、
大きな繫栄を遂げていたようです。
「油津湊… 続きを読む
宮崎県日南市 波切神社
鵜戸陵墓参考地の分かれ道より波切神社へ。
波切神社も鵜戸神宮と同様に、
波打ち際の洞窟に鎮座する神社。
観光客が余り立ち寄らないながら、
知る人ぞ知るパワースポットとのことで、
陵墓参考地には辿り着けなかったので、
せめてこちらには辿り着こうと、
山道を進みました。
波切神社へは山道を進むしか行けません。
まあまあ険しい道でした。
鵜戸神宮同様に下り宮となっており、… 続きを読む
宮崎県日南市 鵜戸陵墓参考地
鵜戸神宮境内には鵜戸陵墓参考地があり、
鸕鶿草葺不合尊が葬られたと伝わります。
治定地は鹿児島県の五平山上陵ですが、
明治29年に明治政府が伝説地に定め、
後に参考地となりました。
鵜戸神宮に隣接する速日峯の頂上に、
その陵墓参考地があります。… 続きを読む
宮崎県日南市 鵜戸神宮
鵜戸神宮は日向灘に面した断崖にある神社。
全国でも数少ない「下り宮」であり、
岩窟に本殿が鎮座する珍しい神社で、
更に国指定名勝にもなっていて、
非常に[映える]神社であります。
もちろんそれだけではなく、
皇祖神を祀る重要な神社であり、… 続きを読む