青森県むつ市 円通寺/斗南藩仮藩庁跡

斗南藩士円通寺仮藩庁とします。
※円通寺は恐山菩提寺の本坊。


円通寺」。
正式な陣屋も後に建てる予定でしたが、
結局は廃藩までここが藩庁となりました。
松平容保松平容大父子が起居し、
重臣らが藩政の基礎造りをしたという。
この寺には容大が愛玩した布袋像などが、
保存されているとのこと。


円通寺御本堂」。
訪問時は工事中でした。
この円通寺をネット検索すると、
有名な心霊スポットでもあるらしい。
本堂と位牌置場の間の部屋に、
幽霊のぶつかった血の壁があり、
塗りなおしても血の跡が消えないとのこと。
これは前代住職の頃、
恐山の方から幽霊が飛んできて、
その壁にぶつかると消えてしまい、
その血の痕が残ったという。
そんなのがあったのなら見てみたかった。
また位牌置場の位牌のひとつが、
急にガタガタ震えだすこともあるらしく、
まれに床に落ちる事もあり、
その時は近くで死者がでるという。
僕はあまり信じませんが。

【斗南藩】
藩庁:旧五戸代官所→円通寺(仮藩庁)
藩主家:会津松平家
分類:3万石、旧親藩大名

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