東京都墨田区 椎の木屋敷跡

平戸新田藩
平戸藩5代藩主松浦棟の実弟松浦昌が、
蔵米1万石を分与されて立藩。
領地経営は行われませんでしたが、
維新後に平戸藩の御館を藩庁として届け、
長崎県平戸市 松浦史料博物館
館山藩と改称されていますが、
実態は無く明治3年に平戸藩に併合されます。


平戸新田藩上屋敷刀剣博物館辺り。
本所七不思議のひとつ[落葉なき椎]で知られ、
屋敷に立派な椎の木があったようですが、
落ち葉を一度も落さない不思議な木で、
藩も次第に気味が悪くなって、
とうとう屋敷を使わなくなったという。
但し平戸新田藩に上屋敷移転の記録は無く、
庶民の間の噂話に過ぎないようです。


本所繪圖(一部)」。
隅田川沿いの[松浦豊後守]が椎の木屋敷。
※2つある家紋付きの上側で、
 下側は松前藩の上屋敷。

裏手の[御竹蔵]は幕府材木蔵でした。

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広島新田藩上屋敷跡/土佐新田藩上屋敷跡
小倉新田藩上屋敷跡/椎の木屋敷跡
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※実際にはまだ訪問していませんが、
 何れも遺構等は残っていない模様。
 近くに行った際には写真を撮って、
 順次掲載はするつもりです。

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