今更ながら「るろうに剣心」を借りて観ました。
実はあまりこの漫画読んだことないんです。
もちろん知ってはいましたが、
既に「少年ジャンプ」を読まなくなり、
その時期に連載を開始した作品でしたし、
「るろうに」という聞きなれない言葉や、
背中に悪と書かれた服のセンスとか、
人間離れした技や武器など、
内容的に僕の趣味から離れてましたので。
少年漫画なんで史実と違うとか野暮ですが・・。
で、なぜか気が向いてレンタルしました。
冒頭は鳥羽伏見の戦い。
戦場の雰囲気もいいし斎藤一の絡みも悪くない。
タバコ吸いながら戦うのはすごいですが・・。
新選組だからって刀一辺倒ではなく、
銃を使ってた隊士もいたのは高評価。
錦の御旗があがった瞬間に、
何故か戦闘が終わるのはよくわかりませんが、
オープニングなんでこんなもんでしょう。
時は流れて明治11年です。
人斬り抜刀斎による辻斬り事件が横行。
そんなこんなでヒロイン神谷薫と出会う。
ニセの抜刀斎は吉川晃司。
すごい格好ですがとても強そうです。
悪者のボスは武田観柳というらしい。
新選組の武田観柳斎との関係は?
斎藤一との絡みではそれっぽくないし、
慶応3年に武田観柳斎は死んでます。
Wiki見るとモデルとのことですが、
どうも名前だけですね。
この人が背中に悪と書いた服着てるんですが、
相楽左之助というそうです。
原田左之助と相楽総三がモデル?
すごいデカイ剣を持ってますが、
剣心と戦ってる時に、
微妙にぐにゃりと曲がってたのが残念。
原作をあまり知らない僕が観ても、
悪くない映画でしたよ。
結構バイオレンスですけども、
映像とか設定とかいい雰囲気でてます。
次回作も夏頃に公開されるらしい。
若い頃は毛嫌いして読んでませんでしたが、
あの時代に少年ジャンプで連載してるんだし、
設定をああだこうだいうのもナンセンス。
次回作も変に変えずにこの雰囲気で作れば、
きっと良いものが出来そうです。
■関連記事■
・るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編
続編。
・河上彦斎
剣心のモデル。
・東京都大田区 池上本門寺
河上彦斎の墓があります。
・「神剣 人斬り彦斎」葉室麟
河上彦斎が主人公の小説。