[東北地方]」カテゴリーアーカイブ

岩手県一関市 一関陣屋跡

一関藩伊達正宗の十男伊達宗勝が、
仙台藩より3万石を分地され、
大名となって立藩したのが始まり。

幕府との繋がりが強かった宗勝は、
放蕩三昧の藩主伊達綱宗を強制隠居させ、
幼い次期藩主伊達綱村の後見人として、
宗家である仙台藩を牛耳っていましたが、
伊達騒動により重臣の刃傷事件にまで発展。
この責で処罰されて… 続きを読む

青森県むつ市 斗南藩史跡③

//③

斗南藩史跡地という史跡があります。

むつ市街から県道6号線を東へ行った場所。

斗南藩史跡地」。
意味の分からない名称が付けられいますが、
斗南ヶ丘市街地跡の意味らしい。
斗南藩は開拓の拠点としてここを整備し、
斗南ヶ丘と名付けた場所で、
一戸建約30棟、二戸建約80棟を建築し、
市街地をつくりました。… 続きを読む

青森県むつ市 円通寺/斗南藩仮藩庁跡

斗南藩士円通寺仮藩庁とします。
※円通寺は恐山菩提寺の本坊。


円通寺」。
正式な陣屋も後に建てる予定でしたが、
結局は廃藩までここが藩庁となりました。
松平容保松平容大父子が起居し、… 続きを読む

青森県むつ市 斗南藩史跡②

/②/

円通寺を訪問していますが、
そこが藩庁であったという事で、
別記事にしています。
青森県むつ市 円通寺/斗南藩仮藩庁跡

円通寺を出て南西方向にある徳玄寺へ。

徳玄寺山門」。
徳玄寺は幼い藩主松平容大が、
食事や遊びの際に使用した場所との事。… 続きを読む

青森県むつ市 斗南藩史跡①

①//

会津戦争の終結後、
謹慎を経て会津松平家の復興が許され、
陸奥国東部に立藩したのが斗南藩
立藩にあたり旧領の猪苗代と、
旧盛岡領の選択を許され、
家臣らの激論の末に後者に決定されました。
同じ3万石であるならば、
土地が広い方が開墾できるという事と、… 続きを読む

青森県八戸市 南宗寺/八戸南部家墓所

盛岡藩3代南部重直が継子なく死去した為、
幕府はその所領10万石を2万石減封し、
重直の弟七戸重信に盛岡藩主を継がせ、
2万石を末弟中里直好に与えます。
これが八戸藩南部家のはじまり。

盛岡藩は重直に実子が居なかった事により、
後継者争いで割れて混乱していたとされ、
これ憂いた重直は継嗣を自ら選定せず、
将軍徳川家綱に後継者の選定を頼みました。… 続きを読む

青森県八戸市 根城跡

八戸城から離れて根城という城跡へ。


史跡 根城跡」。
根城は根城南部家(八戸家)の居城で、
盛岡藩成立後に遠野に移されるまで、
300年の間八戸の中心であった場所。
中世の城跡を思わせる雰囲気。

ここに八戸城の東門が移築されています。

「… 続きを読む