黒岳は九州随一の原生林で知られ、
南麓の男池を基点に遊歩道が設けられ、
原生林の散策が楽しめます。
「黒岳の原生林」。
ブナ、ミズナラ、カエデ等の原生林。
田舎者ゆえに山林等には興味なく、
ハイキングはしたことありませんでしたが、… 続きを読む
「大分県」カテゴリーアーカイブ
大分県玖珠郡 下園妙見様湧水
[下園妙見様湧水]は万年山山麓の伏流水が、
玖珠郡玖珠町の山浦地区に湧き出たもの。
大分県で唯一の[平成の名水百選]です。
「下園妙見様湧水」。
美しい清水が2903t/日で湧き出ています。
下園上、下園下、萩原の3つの自治区で、… 続きを読む
大分県玖珠郡 角牟礼城跡
角牟礼城は鎌倉期の弘安年間(1278-1288)に、
玖珠郡衆の森朝通により築城された城。
玖珠郡衆は豊後守護大友家の支配下で、
角牟礼城は要衝の城として補強されつつ、
堅固な山城となっています。
天正14年(1586)の島津家の豊後侵攻でも、
次々と城が落とされる中で玖珠郡衆が籠城。
島津勢の猛攻にも耐えて落城しませんでした。… 続きを読む
大分県大分市 岡藩三佐御茶屋跡
江戸時代の大分市域には府内藩領の他、
熊本藩領、臼杵藩領、延岡藩領、岡藩領と、
4つの藩領と幕府領が入り混じっていました。
岡藩領は豊後(肥後)街道の今市宿付近と、… 続きを読む
大分県大分市 鶴崎湊跡
現在は埋め立てられて痕跡もありませんが、
熊本藩鶴崎御茶屋から北へ行くと、
入江を利用した鶴崎の湊がありました。
「肥後藩主参勤交代時船着場跡」碑。
新堀公園内にある跡碑。
熊本藩の御座船[波奈之丸]の発着地は、
この公園辺りだったとのこと。
熊本藩主は熊本城を出発して、
豊後(肥後)街道を通って鶴崎まで陸路を使い、
ここから船で豊後水道から瀬戸内海… 続きを読む
大分県大分市 毛利空桑旧宅
毛利空桑は熊本藩の幕末期の儒者で、
熊本藩領鶴崎で私塾[知来館]を開設し、
文武両道と尊皇論を唱えました。
その門弟は890人以上であったとされ、
遠方からもその意見を問う人が絶えず、
吉田松陰や斉藤監物も空桑を訪ねています。
「… 続きを読む
大分県大分市 鶴崎宿跡
慶長6年(1601)に熊本藩主加藤清正は、
瀬戸内海への航路確保の為に、
鶴崎を領地とすることを幕府に請願し、
豊後国大分郡、直入郡、海部郡が、
熊本藩の飛地となりました。
清正は熊本城… 続きを読む