台場跡」タグアーカイブ

福井県小浜市 川崎台場跡

幕末期の小浜藩海岸防衛の為、
嘉永4年に幕府に台場建設を届け出て、
領内に約30ヶ所の台場を建設しました。

川崎台場は安政元年(1854)に設置され、
小浜城周辺5ヶ所の台場のひとつとして、
7門の砲座があったとされます。
造営は土木業を営んだ重田卯右衛門や、
黒鍬八兵衛続きを読む

福井県大飯郡 松ヶ瀬台場跡

幕末期の小浜藩海岸防衛の為、
嘉永4年に幕府に台場建設を届け出て、
領内に約30ヶ所の台場を建設しました。

今回訪問した松ヶ瀬台場跡は、
嘉永7年(1854)に造営された台場跡で、
福井県及び大飯町が発掘調査し、
平成13年に国の史跡となっています。


松ヶ瀬台場跡」。
松ヶ瀬台場跡は復元されており、… 続きを読む

長崎県長崎市 魚見岳台場跡

文化5年(1808)にオランダ国旗を掲げ、
蘭船に偽装した軍艦が長崎港へ侵入し、
出迎えた蘭人2人を拿捕。
この船は英国軍艦フェートン号で、
蘭人拿捕後にイギリス国旗を掲げ、
水や食糧の補給を要求しました。
長崎奉行松平康英はこの要求を拒み、
佐賀藩続きを読む

下関市彦島 弟子待砲台跡

海軍山と呼ばれていた彦島南公園
その公園から海岸へ下りると、
2つの遺跡が残っています。


水雷発射基地突堤」。
日露戦争の際に露軍バルチック艦隊が、
関門海峡を通過した際に迎え撃つ為、
建造された水雷発射基地突堤。… 続きを読む

下関市豊北町 島戸浦

島戸浦角島対岸の本土側にある漁村で、
その名の通り角島への門戸で、
渡船が出ていた場所でした。


島戸漁港」。
小型の漁船が多く碇泊しており、
イサキ等の釣漁を行っている他に、
釣客の瀬渡しもやっています。
遠くに見えるのは角島大橋続きを読む

下関市壇之浦町 立石稲荷大明神

屋島の合戦で敗れた平家は西へ敗走し、
彦島を最後の拠点にしますが、
現在の立石稲荷大明神がある辺りで、
平家の軍船が沈没してしまいました。
この軍船には京都の伏見稲荷大社から、
平家が勧請したご神体が乗っていたとされ、
この地に祠を建立して祀ったという。


「… 続きを読む

下関市みもすそ川町 壇ノ浦砲台跡

長州藩は来たるべき攘夷戦争に備え、
壇ノ浦から櫛崎の間に砲台を配置。
その中心的なものが前田砲台ですが、
海峡の最も狭い壇ノ浦にも、
壇ノ浦砲台が配置されています。


八十斤加農砲(レプリカ)」。
海峡に向かって並ぶ… 続きを読む