宿場町」タグアーカイブ

福岡県北九州市 阿蘭陀宿大坂屋跡

出島カピタン(蘭国商館長)は、
定期的に江戸参府し、
日蘭貿易の御礼を行っていました。
その行程は約90日も掛かる旅で、
宿泊には各宿場本陣等が使用されますが、
通常は一泊のみの慌ただしいもので、
大名の… 続きを読む

広島県廿日市市 廿日市宿跡

廿日市宿西国街道の31番目の宿場町。
廿日市は古くは廿の浦と呼ばれ、
鎌倉時代厳島神主藤原親実が移住して栄え、
毎月廿日に市が立つようになった為、
廿日市というようになったとのこと。
西国街道の宿場として馬15頭が置かれ、
旅館が建ち並んでいた他、… 続きを読む

三重県松坂市 小野古江渡跡

雲出川には橋は架けられず、
渡し場が設置されていました。


小野古江渡址」。
雲出橋の南詰西側に設置された跡碑。
本来の渡し場はもう少し下流ですが、
橋の袂に設置されています。
南北朝時代には南朝方北朝方の境界で、
※現在も津市続きを読む

三重県津市 雲出宿跡

雲出宿伊勢街道の宿場町。
雲出川の北側にあり、
雲津島貫とも呼ばれたようです。


雲出島貫町周辺。緑の線が伊勢街道で、
青くぼかした辺りが雲出宿跡。


雲出宿跡」。
宿場の面影は余りない集落。
雲出川には橋が架けられず、
旅人で舟渡し続きを読む

三重県津市 津宿跡②

/②
つづき。


宿屋町」。
フェニックス通りを越えると宿屋町
中世の頃よりの名称とのことですが、
文字通り宿屋が軒を連ねていたようです。


地頭領町」。
正確な由来はわかりませんが、
地頭職の領地だった場所でしょうか?
旅館業が許されたのは地頭領町までで、… 続きを読む

三重県津市 津宿跡①

①/

津宿は津城下に置かれた伊勢街道の宿場。
津は古代から中世にかけて栄えた港町で、
古くは安濃津と呼ばれていました。
慶長13年(1608)に藤堂高虎が入封し、
津城を大改修すると共に城下町を整備。
海岸沿いを通る伊勢街道を城下に引き込み、
宿場町として発展させています。
[… 続きを読む

三重県津市 椋本宿跡

椋本宿伊勢別街道の宿場町。


芸濃町椋本周辺。緑の線が伊勢別街道で、
青くぼかした辺りが椋本宿跡。

西側から散策。

仁王経 上の塔(左)」、
駒越翁彰功碑(右)」。
椋本宿の東西の入口には、
仁王経と刻まれた碑が建てられ、
宿内に疫病が入るのを防いでいました。… 続きを読む