歌人」タグアーカイブ

岡山県岡山市 大光寺/足守藩木下家墓所

豊臣秀吉の正室北政所の兄木下家定は、
関ヶ原の戦いで中立を保ち、
足守に2万5千石を与えられました。

家定の死去の後、
幕府は遺領を長男と次男で分ける様に指示。
しかし長男木下勝俊が遺領を独占した為に、
次男木下利房が不服として幕府に訴え、
勝俊は… 続きを読む

大阪府高槻市 藤井竹外関連史跡

現代人の我々の感覚としては、
漢詩という小難しいものを理解し、
それに何かを感じるというのは少々難しい。

とはいえカタチは変わりますが我々の場合、
歌謡曲等の歌詞感化される事もあります。
例えば40代中盤を越えた僕の場合、
最近巷で流れているような歌謡曲を、
良い曲だなと感じる事はあっても、
良い歌詞だなと感じる事はできませんが、
10代後半~20代に聞いた歌謡曲で、
心が揺さぶられた経験はありました。

例えればドリカム続きを読む

福岡県福岡市 明光寺/野村望東尼墓所

女流勤皇詩人野村望東尼は、
福岡藩の尊攘派弾圧事件乙丑の獄により、
糸島に流刑となっていたところ、
高杉晋作の指示により奇兵隊に救出され、
下関の白石正一郎宅に匿われました。
晋作を看取った後は三田尻に滞在。
戦勝祈願のため断食を行ったのが祟り、
慶応3年11月に亡くなっています。… 続きを読む

福岡県筑紫野市 五卿の歌碑

第一次長州征伐の降伏条件は、
三家老四参謀の処罰、藩主父子の謝罪文提出、
五卿の藩外移居山口城の取壊などでした。
そのうちの五卿の藩外移居では、
受け入れ先が福岡藩領の大宰府と決まり、
五卿達は宰府延寿王院に移動します。

大宰府での生活は… 続きを読む

福岡県福岡市 平尾山荘

福岡市下関市から高速道路で、
1時間ちょっとで行けます。
仕事の営業ではよく行くのですが、
なかなか史跡めぐりをするには、
意外に億劫な場所なのです。
福岡城もお得意様の近くなんですが、
未だ行った事がない・・・。

そんな福岡市ですが、
幕末史において重要な史跡があり、
行かなきゃ行かなきゃと思いつつ、
行けていなかった場所に、
やっと行ってきました。

それが今回ご紹介する平尾山荘です。

平尾山荘は女流歌人… 続きを読む

山口県防府市 防府紀行③

防府紀行ラストです。
//③

やはり防府といえば防府天満宮
京都の北野天満宮
福岡の太宰府天満宮と並ぶ、
日本3大天神にして最初の天満宮です。


防府天満宮」。
学問の神様菅原道真続きを読む

山口県防府市桑山 防府紀行②

前回のづづき。
/②/
次は野村望東尼の関連史跡をめぐります。

野村望東尼は女流勤皇歌人で福岡の人。
多くの志士たちと親交し、
高杉晋作が九州に亡命した際には、
自分の草庵に匿いました。
後にその罪で島流しに遭いますが、
晋作の指示により救出されました。
晋作の臨終にも立会い、
時世の句、
おもしろきこともなき世をおもしろくに、
下の句すみなすものは心なりけり続きを読む