吉田宿は西国街道の宿場町であり、
終点の赤間関宿前の最後の本宿でした。
本陣として長州藩直営の御茶屋も置かれ、
また本藩の最西の領地だった為、
郡役所の吉田宰判勘場… 続きを読む
「長州藩」タグアーカイブ
山口県山口市 小郡宿跡
小郡宿は古くからの山陽道の宿場町で、
山陰道との追分でもあった為、
交通の要所として長州藩から重視され、
宰判勘場も置かれていました。
「御国廻御行程記 小郡」。
左右に続く道が西国街道で、
上へ至る道が山陰道(山口往還)です。
新山口駅北側周辺。緑の線が西国街道。… 続きを読む
長崎県長崎市 長州藩長崎蔵屋敷跡
長崎は唯一の対外貿易港であった為、
九州13諸藩と長州藩は蔵屋敷を設置し、
※福岡藩、佐賀藩、熊本藩、対馬藩、
平戸藩… 続きを読む
山口県宇部市 瑞松庵
瑞松庵は曹洞宗の名刹。
応永18年(1411)に定庵禅師が船木に庵を開き、
名僧で名高い師の石屋禅師を開山としたのが、
この瑞松庵のはじまりという。
開山の石屋禅師、2世定庵禅師、
4世守邦禅師はいずれも薩摩人… 続きを読む
山口県宇部市 船木宿跡
宰判勘場跡より南西にある交差点へ。
東西に延びる道が旧山陽道の街道。
宇部市船木周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場町。
「船木の街並み」。
街道の宿場町の雰囲気が残る街並み。
切妻造平入および妻入の建物が混在し、
屋根瓦は茶色と黒色が入り混じっています。
「旅人荷付場跡」。
標柱と説明板が設置されています。
船木は山陽道の宿場町として栄え、… 続きを読む
山口県宇部市 船木宰判勘場跡/御茶屋跡
長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。
初期の宰判は厚東郡吉見に置かれましたが、
御茶屋の移設に伴い宰判も船木に移動し、
宰判勘場と御茶屋が併設されました。… 続きを読む
山口県山口市 御茶屋跡/山口宰判勘場跡
藩主の領内巡視などに使用された御茶屋は、
各地の街道沿いや温泉地に置かれ、
他藩や幕府使節の迎賓にも使用されました。
山口にも当然御茶屋は置かれています。
山口市中川原町周辺(山口御茶屋跡の場所)
御茶屋は亀山の東麓にありました。
「… 続きを読む