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紹運寺より道路を隔て法輪寺跡があります。
法輪寺は三池藩歴代藩主の菩提寺で、
初代藩主立花種次以外の墓所でしたが、
明治7年の台風で境内が破損した為、
壱岐の初山村に移転しました。
跡地には歴代墓所が残されており、
紹運寺に管理されているようです。
紹運寺前の坂を登ると案内板があります。
弁慶の足跡… 続きを読む
元和7年(1621)に旗本立花種次は、
5000石を加増されて1万石に達します。
大名となった種次は新町に三池陣屋を構え、
同時に菩提寺の紹運寺を創建。
伯父の柳河藩初代立花宗茂の援助を得て、
藩政の確立を精力的に行こないますが、
10年の治世の後に病死してしまい、
紹運寺に葬られています。
「紹運寺… 続きを読む
玉毫寺は小城藩3代鍋島元武の菩提寺で、
その死後に創建された黄檗宗の寺院ですが、
開山は本人の元武となっています。
元武は2代鍋島直能の次男として生まれ、
嗣子に指名されていましたが、
17歳で疱瘡を患って顔にあばたが残り、
人前に出るのを恥じるようになりました。… 続きを読む