鹿児島県鹿屋市 市成御仮屋跡

市成は曽於郡南東部に位置する地で、
市成島津家1000石の私領。
その居館として御仮屋が建てられ、
支配地の行政を担っていました。


市成御仮屋跡(正覚寺)」。
市成御仮屋跡は正覚寺の境内。
国道504号線沿いに石垣が残りますが、
訪問時は時間が悪かったのか、
何故か交通量が多くて写真が撮れず。
上の写真は脇にある保育園の入口です。… 続きを読む

鹿児島県鹿屋市 市成島津家墓所

瑞慶庵は輝北町市成にあった寺院で、
市成島津家の菩提寺であったという。
最初はは両足寺と称していたようで、
後に瑞慶庵と改称したようです。

源姓土岐氏末裔が大隅国敷根村に移住し、
敷根姓を称して豪族となり、
後に島津家の家臣となっていましたが、
15代当主敷根頼元は男子なく戦死。… 続きを読む

鹿児島県垂水市 安徳天皇陵

元暦2年/寿永4年(1185)の壇ノ浦の戦いで、
源氏平家は最後の戦いを行い、
平家は滅亡して海の藻屑となっています。
敗北が決定的となった際に二位尼は、
平清盛の継室で安徳天皇の外祖母。
宝剣神璽を抱えて入水。
按察使局伊勢が… 続きを読む

鹿児島県垂水市 垂水島津家墓所②

①/②
つづき。


量泰院殿寛應静山大禪伯(右)」、
蓮池院殿殿即心成大姉(左)」。
9代当主島津貴儔の墓と、
9代貴儔の奥方の墓。
薩摩藩4代藩主島津吉貴の三男に生まれ、
垂水島津家8代島津忠直の婿養子となります。… 続きを読む

鹿児島県垂水市 垂水島津家墓所①

①/

垂水島津家御一門家の家格を有し、
大隅郡垂水1万8000石を領した家。
垂水島津家の祖は島津忠将とされており、
彼は島津中興の祖である島津忠良の次男で、
島津貴久島津宗家を継いだ為に、… 続きを読む

鹿児島県垂水市 垂水御仮屋跡

垂水島津家御一門家の家格を有し、
大隅郡垂水1万8000石を領した家。
その行政を担う御仮屋は林之城と呼ばれ、
周辺に麓集落が形成されていました。

垂水島津家の初代は島津忠将で、
肝付家との戦いで戦死しています。
家督を継いだ島津以久が垂水に入り、
垂水島津家となっていますが、
以久は関ヶ原の戦い続きを読む

鹿児島県鹿屋市 鹿屋地頭仮屋跡

鹿屋薩摩藩の直轄地だった地で、
その管轄地を支配する為に地頭が派遣され、
地頭仮屋鹿屋城東麓に置かれました。


鹿屋地頭仮屋跡(かのやイベント駐車場)」。
地頭仮屋が置かれた駐車場となっている辺り。
残念ながら遺構は全くありません。
比較的低地続きを読む