幕末維新関連の書籍」カテゴリーアーカイブ

「マイ・ディア・シンサク」今江祥智


高杉晋作を題材とした小説は数ありますが、
これは少々変わったものです。

臨終前の大人の晋作が、
若き日の子供の晋作と出会うという不思議なお話。
何度も出会って子供の晋作に影響を及ぼします

謎の金髪女性が案内役として登場しますが、
その正体は自分的には残念でしたね。

とはいえ、たまにはこういう変わりダネもアリでしょう。

■関連記事■
「少年行」南条範夫
 晋作のBL小説??。
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「明治維新の「嘘」を見破るブックガイド」田中聡

明治維新を否定的に検証する本が沢山出ておりますが、
それのブックガイドってんだから、
どんなものだろうと読んでみました。

まずもって「否定的」とか「肯定的」ってのがナンセンスで、
歴史をそんな二元的にとらえるような考え方自体おかしい。
物事には良い部分悪い部分もあるし、
歴史上の人物も良い部分も悪い部分もある。… 続きを読む

「神剣 人斬り彦斎」葉室麟

久々に幕末モノの小説を読んだ。
神剣 人斬り彦斎」は河上彦斎を主人公にした小説で、
作者は直木賞作家葉室麟
すでに故人のようで僕は初めて彼の作品を読みました。
50歳から創作活動をスタートしたらしく、
66歳で死去するまでの16年弱の間に、
60作以上の作品を書いています。

河上彦斎は人斬りです。
とりあえず佐久間象山以外は記録に残っていませんが、
逸話の多さや当時の評価から象山だけとは思えませんので、
たぶん何人も斬っているのでしょう。… 続きを読む

「幕末まらそん侍」土橋章宏

超高速!参勤交代」の作者土橋章宏の小説。
こういうライトな小説は、
出張の移動中の電車で読むのに最適です。

幕末まらそん侍」は、安政遠足を題材にしたもので、
その遠足を舞台に内で、ドタバタ劇繰り広げられます。

コミカルな作品なので内容を言うのも難ですが、
正反対の性格の2人が競い合う話、
どさくさに紛れて脱藩を企てる男の話、
隠密として活動してきた男の話、
足に自信があるが身分の低い男の葛藤の話、… 続きを読む

「黍の花ゆれる」植松三十理

大河ドラマ「西郷どん」が現在奄美編ということで、
出張の移動時間中に、タイムリーな小説を読みました。

植松三十里著「黍の花ゆれる」という小説は、
愛加那が主人公の話で、全編が奄美大島でのお話。
内容はそれこそ「西郷どん」の18回からと同様で、
西郷が奄美に流されたところより始まります。

島妻となり子供を設け、西郷との別れと再開。
子供の成長と西郷の風のうわさ。
子供の将来を願った行動と、その裏腹な結末

この本では、もちろん背景を説明するために、… 続きを読む