中原宿は長崎街道の9番目の宿場町。
御親類であった白石鍋島家の所領で、
始めは間宿だったようですが、
江戸時代後期には本宿となっています。
みやき町簑原周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが中原宿跡。
西側から散策。
「西木戸口跡」。
坂道を登った所に木戸口があったとされ、
左右から石垣が伸びて道幅を狭めており、
普段は門がなかったとされています。
木戸口の正確な場所はわかりませんが、
道幅が狭くなったこの辺りかと思われます。
中原宿には泉屋、長崎屋、桜屋、松坂屋、
大坂屋、岡崎屋と6軒の旅籠があり、
四ッ辻より東側に軒を連ねていました。
この中で岡崎屋の建物は現存しており、
当時の名残を残していましたが、
残念ながら写真は撮り忘れ。
「東木戸口跡」。
中原祇園神社辺りに東木戸口があり、
宿場の東側出入口となっていました。
■長崎街道の宿場町
■関連記事■
・福岡県筑紫野市 原田宿跡
長崎街道の6番目の宿場町。
・佐賀県鳥栖市 田代宿跡
長崎街道の7番目の宿場町。
・佐賀県鳥栖市 轟木宿跡
長崎街道の8番目の宿場町。