堺台場は旧堺港に築かれていた台場で、
南北に分けて設置されていました。
北台場は安政2年、南台場は安政5年に完成し、
後に堺警備を担当した彦根藩によって、
元治元年より南台場の改築が行われています。
彦根藩が堺警備の任を解かれた後は、
堺奉行がその改築工事を引き継いだようで、
慶応2年に完成しています。
「堺御台場之図」。
港の入口の左右に設置されており、
港内の船舶の守る目的だと思われます。
北台場は遺構は残っていませんが、
南台場の遺構は大浜公園に残っています。
「堺南台場跡」。
遺構として石積みが残っていますが、
台場跡と言われなければ判りません。
位置的に大砲は海側を向いていた筈なので、
この上には大砲は無かったでしょう。
【砲台(台場)跡】
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