山口県岩国 通化寺/繁沢元氏墓所

吉川元春次男繁沢元氏阿川毛利家の祖で、
始め仁保隆在の婿養子となり仁保家を相続。
実父元春や兄吉川元長と共に戦い、
多くの戦いで活躍しました。
後に娘たやの婿神田元忠に家督を譲り、
自らは繁沢元氏を名乗っており、
嫡男の繁沢元景毛利姓の名乗った後も、
繁沢姓を名乗り続けたという。


繁沢元氏墓」。
※風化で墓碑銘は読めず。
阿川毛利家初代当主繁沢元氏の墓。
通化寺近くの山麗にあります。
全盛期は1万2351石に達しましたが、
関ヶ原後に毛利家が減封されると、
周防国玖珂郡内に3166石を与えられ、
後に阿川及び滝部周辺へ移封。
寛永2年(1625)に隠居しており、
玖珂郡中曽根村200石を隠居料とし、
6年の隠居生活の後に死去しました。
元氏の墓がここにあるのもその為です。

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