薩摩街道は江戸時代に整備された脇街道で、
山家宿を始点として鹿児島城下に至る道。
薩摩藩内では出水筋と呼ばれ、
領内の主要街道となっていましたが、
出水筋ではなく薩摩街道というからには、
[薩摩街道=薩摩への道]なわけですので、
薩摩側が終点としてこのブログでは考えます。
鹿児島市街周辺。
緑の線が薩摩街道(出水筋)です。
因みに東廻りの東目筋や中央を通る大口筋は、
この道を北東方向に進んで、
たんたどを越えて重富へと至ります。
鹿児島市街周辺。
緑の線が薩摩街道(東目筋)です。
「市役所西口交差点」。
下町札の辻は市役所別館近くにあったとされ、
たぶんこの交差点辺りが下町札の辻跡。
一応ここが起点と考えますが、
鶴丸城御成門前という考え方もあります。
「街道筋」。
県道25号を南方向に進むと、
道はそのまま県道24号に変わり、
真っすぐ進んで甲突川へ。
西田橋を渡ると西田本通りとなって、
そのまま西側に街道は続きます。
市街ですので面影は殆どありません。
■薩摩街道の宿場町
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