慶長6年(1601)に熊本藩主加藤清正は、
瀬戸内海への航路確保の為に、
鶴崎を領地とすることを幕府に請願し、
豊後国大分郡、直入郡、海部郡が、
熊本藩の飛地となりました。
清正は熊本城… 続きを読む
「大分県」カテゴリーアーカイブ
大分県大分市 碇山公園/松平忠直霊廟
松平忠直は福井藩2代藩主でしたが、
叔父にあたる2代将軍徳川秀忠と不仲で、
度重なる冷遇を受けて不満が募り、
次第に酒色に溺れて政務を疎かにし、
乱行を繰り返していました。
挙句に参勤まで拒否するに至った為、
怒った秀忠は忠直に隠居謹慎を命じ、
豊後の… 続きを読む
大分県大分市 浄土寺/松平忠直霊廟
浄土寺は大分市にある浄土宗の寺院。
文亀元年(1501)に大友親治により創建され、
満誉覚了上人を開山としています。
「表門」。
明治期建築の四脚門。
国指定登録有形文化財。
「本堂」。… 続きを読む
大分県大分市 西寒多神社
西寒多神社は豊後国一宮。
神功皇后が三韓征伐からの帰途、
西寒多山(本宮山)に臨幸したとされ、
その山頂に白旗を立てたという。
人々はこれを籬垣を結んで拝み、
後の応神天皇9年(278)に武内宿禰が、
山頂に祠を建てたのが始まりという。
延喜式神名帳で豊後唯一の… 続きを読む
大分県大分市 柞原八幡宮
柞原八幡宮は大分市にある豊後国一宮。
天長4年(827)に延暦寺の僧金亀が、
宇佐八幡に千日間籠って神告を蒙り、
柞原山に勧請したのが起源とされます。
中世以降は大友家や歴代領主の崇敬を受け、
豊後国一宮を称するようになったようで、
同じく一宮を称した西寒多神社と、… 続きを読む
大分県大分市 高松代官所跡
明暦2年(1656)。
大給松平家の支藩する豊後高松藩は、
隣の府中藩に転封となり、
旧領高松は幕府直轄地に代わりました。
豊後高松藩の陣屋は代官所へと変わり、
九州天領を支配する代官が赴任して来て、
同じく天領の日田代官所と交代で在勤。
後に代官は… 続きを読む
大分県臼杵市 月桂寺
月桂寺は臼杵藩稲葉家の墓所ですが、
残念ながら拝観お断りのお寺。
これは事前にネットで調べていて、
拝観出来ないのは知っていましたが、
とにかく行ってみる事を常としてますので、
とりあえず訪問しました。
「月桂寺」。
山門前の立札には拝観お断りの文字。
立派そうな寺院ではありますが、
やはり檀家以外は入れない模様。… 続きを読む