福井県」カテゴリーアーカイブ

福井県敦賀市 道口宿跡

道口は古くは三ノ口と呼ばれ、
古来よりの交通の要所でした。
南側の塩津海道から入ると、
若狭道敦賀道木ノ芽道に分岐します。


敦賀市道口周辺。緑の線が塩津海道で、
青い線が若狭道、紫の線が木ノ芽道。
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。


道口宿跡」。… 続きを読む

福井県敦賀市 疋田宿跡

疋田宿塩津海道西近江路の追分の宿場。
街道筋に舟川(敦賀運河)が引かれ、
古い家屋が並ぶ街並みが残っています。


敦賀市疋田周辺。緑の線が西近江路で、
青い線が塩津海道。
街道が交わる赤丸辺りが宿場のあった場所。


疋田宿跡」。
街道の中央に流れる疋田舟川
往時は今の倍程の川幅であったという。… 続きを読む

福井県小浜市 准藩士屋敷跡

新保宿で降伏した天狗党敦賀に送られ、
首領武田耕雲斎以下353名が斬首となります。
幕末史最大の虐殺であるこの処刑は凄惨を極め、
その血は近くの川を赤く染めたという。
しかし天狗党全てが処刑された訳ではなく、
幼少の者や小者など110名が遠島処分となり、
小浜藩に預けられていましたが、
翌年に遠島から謹慎処分続きを読む

福井県南条郡 板取宿跡

今庄宿より街道は2ルートに分れ、
木ノ根峠を越える道(西近江路)と、
栃ノ木峠を越える道(東近江路)があり、
後者の栃ノ木峠を越えるルートが一般的。
こちらの道がいわゆる北陸街道で、
国道365号線とほぼ同じルートとなり、
真っすぐな道が続きます。


板取宿」。
街道には無数の宿場町が設置されていますが、
大きな宿場間には小さな宿場(半宿)があり、
鉄道で例れば大きな駅と大きな駅の間には、
急行の停車しない小さな駅がありますが、… 続きを読む

福井県南条郡 木ノ根峠

木ノ芽峠越前国若狭國を隔てる峠で、
険しい道と冬の豪雪から、
北陸道の難所として知られていました。


木ノ芽峠」。
二ツ屋宿跡より車で南下すると、
いつの間にスキー場のような場所に至り、
それでも進んで行くとたどり着きますが、
あまりお勧めはできません。
今庄365スキー場入口からの方が、
比較的楽に行けると思います。


「… 続きを読む

福井県南条郡 二ツ屋宿跡

今庄宿を出た天狗党は北陸道を進み、
その途中にある二ツ屋宿で昼食を取った後、
さらに雪深い街道を進んだという。


南越前町二ツ屋周辺(二ツ屋跡の場所)
今庄杉津線(県道207)の新道から、
南へ延びる脇道に入り、
二ツ屋谷川に沿った森林の中にあります。


二ツ屋宿場跡」。
二ツ屋宿は近江から越前へ入る玄関口で、… 続きを読む