防府市」カテゴリーアーカイブ

山口県防府市 防府市護國神社

元治元年8月、太田市之進山田市之允
品川弥二郎らが御盾隊を結成し、
三田尻の桑山をその本営としました。
後に戦死者を祀る桑山招魂場が造営され、
社殿が建立されて桑山招魂社となり、
桑山護國神社、桑山社と改称して、
現在は防府市護國神社となっています。


社殿続きを読む

山口県防府市 桑山墓地

市営桑ノ山墓地野村望東尼の墓の周辺には、
三田尻で死去した志士らの墓もあります。


福岡縣士族結城澹三郎墓(右)」、
木原亀之進多々良弘幸(左)」。
福岡藩士仙田淡三郎の墓と、
奇兵隊士木原亀之進の墓。
結城澹三郎は仙田淡三郎の変名で、… 続きを読む

山口県防府市 桑ノ山墓地/野村望東尼墓所

桑山南麓にある市営桑ノ山墓地に、
女流勤皇歌人野村望東尼の墓があります。
訪問時はちょうど桜の時期でしたので、
多くの花見客が桑山を訪れ、
満開の桜を楽しんでいました。


野村望東尼歌碑」。
望東尼150年忌記念に建立されたもので、
市営桑ノ山墓地への道沿いに、
最後に詠んだとされる歌が刻まれています。… 続きを読む

山口県防府市 大楽寺/楫取素彦夫妻墓所

大楽寺北墓地にある楫取素彦夫妻の墓。
楫取は大河「花燃ゆ」の主人公美和子の夫で、
少し知られるようになった人物ですが、
その描かれ方が非常に酷いもので、
本来の彼の功績は殆ど語られず、
虚像でヒーローとされてしまいました。
僕が「花燃ゆ」の文句をってしまうと、
無限に文章に出来てしまいますので、
これはセーブしたいと思いますが、
実際は大河とは別の活躍をしています。


正二位勲一等男爵楫取素彦墓(右)」、… 続きを読む

山口県防府市 大楽寺/毛利重就分骨塔

長州藩7代藩主毛利重就は、
困窮していた藩財政を立て直す為に、
数々の藩政改革を断行。
後の幕末期に藩が行動する為の軍資金を、
蓄える基礎を築いた名君とされます。

重就は天明2年(1782)に隠居していますが、
隠居後は三田尻御茶屋で余生を過ごし、
寛政元年(1789)に死去。
遺骸は歴代墓所の… 続きを読む

山口県防府市 伝毛利時親卿墓

毛利時親鎌倉末期南北朝時代の武将で、
毛利宗家3代当主で安芸毛利氏の祖
越後佐橋荘南条安芸吉田荘の地頭となり、
河内国の邸宅に住んでいたようですが、
南北朝の争乱で安芸国に下向し、
安芸国で毛利家の勢力を拡大させました。… 続きを読む

山口県防府市 三田尻御茶屋跡

参勤交代領内巡視の休泊や、
迎賓の場として使用された御茶屋
長州藩領各地に建設されていましたが、
現在は三田尻のもののみが現存しており、
修復保存されて一般公開されています。


英雲莊(三田尻御茶屋跡)」。
昭和14年に防府市に寄付されますが、… 続きを読む