とうとう出来ましたね。新しい銅像!
奇抜なポーズは嫌だなと思ってましたが、
威厳ある直立の像でした。
左手に刀を持って直立不動に立つ姿は、
桂浜の龍馬像や上野の西郷像に、
勝るとも劣らぬ、素晴らしい出来栄えです!
銅像なのでこれから少しずつ年季が入って、
いい色合いになっていくのでしょう。
残念ながら除幕式には行けませんでした。

乃木希典大将は日露戦争の英雄。
彼が名将か凡将かの議論はさておき、
今回は乃木希典と高杉晋作について。
少し前まで歴史に疎い人でも、
「乃木大将の名だけは知ってる」。
という人は多かったのですが、
現在はどうなんでしょうか?
乃木希典は長府藩… 続きを読む
田中光顕について・・・
田中は天皇親政派の宮廷政治家で、
過激な尊皇攘夷活動に邁進した志士でした。
彼は晋作の唯一の弟子として知られていますが、
実際にはどういう関係だったのでしょう?
田中光顕は幕末の当時田中顕助と呼ばれ、
武市半平太の土佐勤王党に参加していましたが、… 続きを読む
井上馨について・・・
井上馨(幕末時は志道聞多、井上聞多)は、
長州藩閥の重鎮にして汚職大魔王。
汚職まみれとはいえ財務の才能はピカ1で、
新政府のつたない財政を切り盛りし、
日本を西洋列強の一員にのし上げた功績は、
とても大きいでしょう。
この井上馨(以下聞多)と、
高杉晋作とはどんな関係だったのしょう?
井上は大組百石井上家の次男に生まれます。… 続きを読む
伊藤博文について。
千円札(C号券)にもなった初代内閣総理大臣。
一般には高杉晋作の舎弟のような印象ですが、
実際はどうだったのでしょう?
伊藤博文は天保12年に、
周防の百姓林十蔵の長男として生まれ、
幼名は利助といいました。
父十蔵が… 続きを読む
市報に小さく告知されてたので、
興味があって行って見ました。
奇兵隊結成150年 特別講演会
「高杉晋作と下関」
講師は平松資朗氏で、
下関観光ガイドの会前会長さんです。
観光ガイドをしている方らしく、
とてもわかりやすい講演でした。
講演を聞いて知らなかったこともあって、
来て良かったです。
面白い逸話とかも色々聞けたので、
随時ご紹介しますね。
■関連記事■
・高杉晋作ウオーク(紅葉の東行庵、吉田)①
平松資朗氏の案内で吉田・東行庵を巡る。 … 続きを読む
司馬遼太郎という作家は恐ろしい作家です。
彼の作品が歴史上の人物のイメージを決定し、
それが世間の評価となっていると云っても、
けして過言ではありません。
坂本龍馬が幕末の一大英雄になったのも、
[竜馬がゆく]のおかげでしょう。
彼はそれまでマイナーな人物でしたが、
この作品によって幕末の主役となりました。
歴史の認知度において司馬の功績は、
計り知れないものがあります。
しかし反対に罪を生むこともありました。
司馬が悪いわけではありませんが、
彼の作品はあくまで小説。… 続きを読む