吉田松陰の須佐巡見 コメントを残す吉田松陰は海防視察の為に、北浦の巡視を行っていますが、その様子は廻浦紀略で知る事ができます。吉田松陰の北浦巡視①これは萩から赤間関に至る巡視の日記ですが、その前に萩以北の海岸線も巡視していました。しかしこれについて書かれた日記等は無く、僅かに代官の簡単な報告書が残るのみです。嘉永2年。長州藩は海防の重要性を認識し、… 続きを読む
高杉晋作の東帆禄④ コメントを残す①/②/③/④つづき。万延元年5月4日。朝早く出航。①多度津港を去り一里行って潮を待つ。潮が来たので碇を挙げたが風は無い。ようやく讃州の②大槌島に到着し碇泊する。この日は曇天で小雨。万延元年5月5日~7日。③播州小豆島沖で漂泊。3日間風は無く船は潮流に従う。… 続きを読む
高杉晋作の東帆禄③ コメントを残す①/②/③/④つづき。万延元年4月26日。淹留。小舟で上関に至る。上関は室津と相対し、その関所はひとつだけ。漁婦の歌、[室津上関棹而通(室津上関竿さして通る)]これはまさにこの景観。… 続きを読む