天仲寺は天仲寺山にあった禅寺で、
現在は廃寺となって建物は解体され、
跡地は天仲寺山公園となっています。
「天仲寺山 案内図」。
天仲寺山は標高28mの小山で、
元々は広津山と呼ばれていました。
中津藩初代藩主小笠原長次は、… 続きを読む
「小笠原家」タグアーカイブ
福岡県北九州市 宗玄寺/小笠原家老家墓所
小倉にある曹洞宗の寺院宗玄寺は、
元々小笠原宗家初代小笠原秀政により、
信濃国松本に創建した寺院。
※始め臨済寺と称していましたが、
秀政の死後に宗玄寺に改めています。
小笠原家の小倉藩転封に伴ない、
小倉城下の… 続きを読む
東京都文京区 龍光寺/唐津小笠原家墓所
龍光寺は文京区本駒込にある臨済宗寺院。
伊勢龍光寺25世虎伯大宣が幕命で出府し、
小笠原忠知や京極高和ら幕閣が開基となり、
寛永9年(1632)に創建されました。
都内唯一の臨済宗東福寺派寺院とのこと。
「本堂」。
本堂… 続きを読む
福岡県豊前市 千束藩小笠原家墓所
小笠原真方は寛文7年(1667)に、
小倉藩2代小笠原忠雄の家督相続の際、
1万石を内分分知されて諸侯に列しました。
新田藩であった為に特定の領地を持たず、
藩主は江戸に定府していたようですが、
初期の藩主は小倉へ戻っていたようです。
※3代までの墓所は小倉の… 続きを読む
佐賀県唐津市 近松寺/唐津藩小笠原家墓所
近松寺は鎌倉時代の創建とされ、
戦国時代に波多守親が再興していましたが、
兵火で伽羅を焼かれた後に、
唐津に入封した寺沢広高が再び再興し、
寺沢家の菩提寺となりました。
しかし次代寺沢堅高が島原の乱の責で自害。
寺沢家は断絶した為に寺運が衰退します。… 続きを読む
兵庫県姫路市 法性寺/安志藩小笠原家墓所
安志藩小笠原家の領内菩提寺は法性寺。
小笠原長興が安志藩に入った際に建立され、
小笠原家の庇護を受けて隆盛しました。
廃藩後は規模を縮小しています。
「法性寺本堂」。
本尊は木造薬師如来座像。
堂内に藩主一族の位牌が安置されており、
老朽化の為にSRC製となっています。
歴代藩主のうち領内で死去したのは、
2代… 続きを読む
兵庫県姫路市 安志陣屋跡
小笠原宗家当主であった小笠原秀政と、
その長男である小笠原忠脩は、
大坂夏の陣の天王寺の戦いで壮絶に戦死。
忠脩の遺児小笠原長次が幼少であった為、
家督は秀政の次男小笠原忠真が相続します。
長次は忠真の許で養育された後、
別家に興されて龍野藩6万石に封ぜられ、… 続きを読む