キリシタン関連」タグアーカイブ

長崎県南松浦郡 大曽教会

青方湾は狭長な湾奥が良港で、
古くから栄えた中通島の中心地で、
江戸時代には代官所も置かれ、
非常に栄えた場所でした。
その青方湾の北端の大曽地区には、
外海から移住したキリシタンの子孫が、
代々暮らしていたという。


大曽教会」。… 続きを読む

長崎県南松浦郡 青砂ヶ浦天主堂

久しぶりに上五島へ行ったので、
少しだけ古い教会を巡ってみました。
これらは明治後期のものですが、
潜伏キリシタンは幕末に発見されており、
それに連なるという意味では、
無関係でも無いとも考えられます。

そして今回は青砂ヶ浦天主堂
長崎県を中心に多く教会建築を手がけ、… 続きを読む

長崎県南松浦郡 ブレ―ル神父墓所

鯛之浦教会の初代主任司祭ブレ―ル神父は、
外海出津教会を訪ねた後の帰路、
遭難して助けられた船の船員に、
金品を強奪されて殺害されています。
彼らの墓所が鯛ノ浦にあるという事で、
再度鯛ノ浦に行ってみました。

教会には訪問した事がありましたが、
その際は墓所の事は知らず、
旧教会堂ルルド等を記事にしています。… 続きを読む

長崎県南松浦郡 頭ヶ島天主堂

五島列島中通島に付属する頭ヶ島
江戸期は一応無人島だったようで、
伝染病を患ってしまった人が、
その療養地として住み着く以外、
人が寄り付く事はなかったという。

現在は上五島空港が整備されており、
上五島の玄関口となっていますが、
そもそも頭ヶ島は水と平地に乏しく、
縄文期に人の住んだ形跡はあるものの、
それ以降は集落が形成される事もなく、
放置された島であったようです。… 続きを読む

長崎県平戸市 春日集落

春日集落平戸島西岸の小さな集落。
現在の人口は約70人程のようで、
ポルトガル貿易を推進する松浦家の家老が、
集落ごとキリシタン改宗させた事に始まり、
その後に禁教となってからも、
領民は密かに信仰を守り続けていました。
維新後にキリスト教は解禁となりますが、
住民はカトリックには改修せず、… 続きを読む

佐賀県佐賀市 大雲寺/村田家墓所

大雲寺龍泰寺末寺の曹洞宗寺院。
宝永6年(1709)3代当主村田政辰が、
※当時は村田政種と称していた。
龍造寺政家の菩薩を弔う為に創建し、
龍泰寺14世治節和尚を迎え開山。
以後は村田家当主の菩提寺となりました。


本堂続きを読む

長崎県長崎市 日本二十六聖人殉教地

豊臣秀吉織田信長の政策を継承し、
キリスト教の布教を容認しており、
イエズス会に布教の許可を与えていましたが、
天台宗の僧で医師の施薬院全宗の進言を受け、
バテレン追放令を発布しました。
しかし秀吉は積極的に追放は行わず、
貿易の為に継続してイエズス会を利用。
イエズス会も大々的な布教活動は控え、
ささやかな布教に終始した為。
追放はされる事無く布教も黙任され、
時には支援も行われたようです。… 続きを読む