横井小楠」タグアーカイブ

京都府京都市 天授庵/横井小楠墓所

天授庵にある横井小楠の墓所。
小楠は熊本藩士横井時直の次男に生まれ、
藩校時習館に学びました。
江戸に遊学して全国の諸士と交わりますが、
他藩士と喧嘩した事を咎められ、
帰国を命じられ逼塞処分となっており、
この間に朱子学を研究。
自宅で私塾小楠堂を開き、… 続きを読む

福井県福井市 旅立ちの像

福井市滞在の宿は福井城のすぐ近く。
しかし福井城は前に訪問しており、
遺構は本丸跡のみで中は県庁となっており、
それほど見るべき場所はありません。

とはいえ折角福井城の近くに泊まったので、
散歩がてらに歩いてみます。

福井城本丸跡」。
県庁及び県警本部が建てられています。
城はそもそも藩庁だったわけで、… 続きを読む

福井県福井市 横井小楠寄留宅跡ほか

出張で福井市に2週間滞在。
以前来た時に訪問できなかった史跡を、
余った時間で巡ってみました。

由利公正宅碑(記事はこちら)の川向いに、
横井小楠が寄留した跡地があります。

横井小楠先生寄留宅跡」。
熊本藩士であった横井小楠は、
才知ありながら熊本藩では用いられず、
私塾小楠堂を開いて門弟を育てていました。… 続きを読む

「横井小楠と松平春嶽」高木不二

出張に行く前には図書館で本を借ります。
出張って仕事終わって宿で何をするかが問題。
する事がないとろくなお金使わないので、
こういうときこそ本を読むのがいいんです。

松平春嶽は賢候と言われますが、
僕の中ではあんまりいいイメージがありません。
どの辺が賢候なのか?
ちょっと最近気になったもので、
この本を選びました。

松平春嶽は幕府の腐敗を改革しようと、
懸命に努力した人ですが、
幕府の闇はそう簡単にはぬぐえません。
あの手この手と彼なりに努力しますが、
思惑とは別に時代は流れます。
春嶽の改革は間違ってはいませんでしたが、
それを実行するには彼は上品続きを読む