神奈川宿は東海道の3番目の宿場町。
神奈川湊の傍に併設された町で、
物資の経由地として栄えていました。
神奈川町と青木町の二町からなり、
その境に滝野川が流れています。
JR神奈川駅周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが神奈川宿のあった場所。
西側から散策。
「神奈川宿京口跡… 続きを読む
「神奈川県」カテゴリーアーカイブ
神奈川県川崎市 川崎宿跡
川崎宿は東海道の2番目の宿場町。
宿場の設置当初は住民農民の負担が多く、
問屋場の経営もままならなかったという。
これに名主で本陣も務めた田中休愚は、
六郷の渡しを宿で請け負う許可を取り付け、
住民や近隣の農民の負担を大幅に減らし、
宿の復興と繁栄を齎す基礎を築きました。
川崎駅東口周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが宿場のあった場所。
「歌川広重 … 続きを読む
神奈川県横浜市 明治憲法起草之地
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明治憲法の正式な名称は「大日本帝國憲法」。
明治22年2月11日に公布され、
明治23年11月29日に施行。
日本が戦争に敗れ、日本国憲法に改正されるまで、
日本の根本規範とされていました。
その明治憲法の草案の構想が練られた場所が、
横浜市の金沢にあります。
「明治憲法起草之處」碑。
明治20年に伊藤博文、伊東巳代治、… 続きを読む
神奈川県横浜市 六浦陣屋跡
金沢といえば加賀藩前田家のお膝元ですが、
武蔵国にも金沢という地名があり、
そこに藩庁を置く藩がありました。
※前田家は金沢藩というより、
加賀藩という方が主流です。
同名の藩というのは結構あり、一般的な地名は、
かぶってしまう事があります。
※備中松山藩/伊予松山藩、
三河吉田藩/伊予吉田藩など。
武蔵国の金沢藩は武州金沢藩と呼ばれ、
譜代大名の米倉家… 続きを読む
神奈川県横浜市 神奈川奉行所跡
安政5年。
日米修好通商条約が日本と米国の間で締結。
同年、英・仏・露・蘭とも条約が交わされ、
そして安政6年6月2日に横浜港が開港。
それに伴って神奈川奉行が新設されて、
神奈川奉行所が設置されます。
外国奉行の酒井忠行、水野忠徳、
村垣範正、… 続きを読む