湯田温泉は山口市にある温泉街。
大きなホテルや旅館が多く、
[情緒無い温泉街]とも揶揄されますが、
確かに温泉街特有の情緒は皆無。
しかしながら開湯は約600年前とされ、
大きなホテルが立ち並ぶという事は、
それだけ集客があるという事でしょう。
「湯田温泉」。
白狐が毎夜温泉に浸かっていたところを、
権現山麓の寺の和尚さんが発見したとされ、
また田の真ん中から源泉が出た事で、
湯田と呼ばれたと伝わっています。
※薬師如来像が出土したともされます。
井上馨や中原中也の出身地でもあり、
種田山頭火も温泉を好んで移り住みました。
無料で入れる足湯も点在しています。
「松田屋ホテル」。
幕末の志士らが宿泊した由緒ある宿。
延宝3年(1675)創業という古い歴史を持ち、
坂本龍馬や高杉晋作も宿泊し、
三条実美ら五卿も来ていたとされます。
「坂本龍馬木像」。
山口龍馬会建立の坂本龍馬像。
松田屋ホテルの裏手の駐車場にあります。
「瓦屋跡」。
龍馬像のある駐車場辺りが旅館瓦屋跡地。
志士らが利用したとされており、
瓦屋鹿嶋喜右衛門の長女であった龍子は、
山田顕義の妻となっています。
「長州藩茶屋臨野堂跡」。
[炭火焼処磯くら]のある場所に、
御茶屋跡の碑があります。
長州藩は藩主の領内巡視の休憩や湯治の為、
湯田温泉に御茶屋を設置しました。
これについては別記事と致します。
山口県山口市 湯田御茶屋跡
「薬師堂」。
源泉から出てきた薬師如来像を祀るお堂。
建物に囲まれて見つけにくい場所にあります。
白狐が浸かっていたお湯を、
和尚さんが更に掘ると源泉が湧き出てきて、
更に金の薬師如来像も出て来たとのこと。
その薬師如来が安置されているようで、
20年に一度御開帳されるようです。
湯田温泉の守り仏として信仰されており、
更に昭和30年頃までは「つぼ湯」として、
湯が自然噴出する場所だったとのこと。
北側は湯別当野原家の旅館がありましたが、
現在は廃業して「湯けむり横丁」になってます。
「温泉舎」。
地下500mmから汲み上げられる源泉のひとつ。
湯田温泉には6つの源泉があるらしいのですが、
他の源泉はどこにあるかはわかりません。
手前には白狐の像がありますが、
このような像があちこちにありました。
近すぎるので宿泊する機会はありませんが、
改めて歩いてみると巨大なホテルばかり。
家族を連れて一度は泊まってみるのも、
意外にアリかなと感じました。
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