吉備津神社は備中国一宮。
備前国との国境吉備中山北西麓に位置し、
大吉備津彦命を祀っています。
この吉備中山の北東麓には、
備前国一宮の吉備津彦神社があり、
同じ山の東西に一宮が鎮座しますが、
これは吉備国が三分割された際、
吉備津神社より分霊されて、… 続きを読む
「[中国地方(山口県除く)]」カテゴリーアーカイブ
岡山県岡山市 板倉宿跡
板倉宿は西国街道の18番目の宿場町。
岡山城より西側の最初の宿場町で、
南に行けば庭瀬藩の陣屋町、
北に行けば足守藩の陣屋町があり、
交通の要所であると共に、
吉備津神社の参道も繋がって、
大変に賑わった宿場町だったようです。
JR吉備津駅周辺。緑の線が街道筋で、
青い線は吉備津神社参道。
青でぼかした辺りが板倉宿跡。… 続きを読む
岡山県倉敷市 源福寺/岡田藩伊東家墓所
源福寺は岡田藩伊東家の菩提寺。
その創建は延徳2年(1490)とされ、
江戸時代に周辺が伊東家の領地となると、
領内菩提寺として庇護されています。
「本堂」。
平成30年西日本豪雨災害で浸水し、
柱の骨組みを残して建て替えられています。
「位牌堂」。
歴代藩主の… 続きを読む
岡山県倉敷市 川辺宿跡
川辺宿は西国街道の19番目の宿場で、
高梁川の西側に置かれました。
宿場は岡田藩伊東家の領地で、
一時期は宿場内に陣屋が建てられ、
藩の拠点にもなっています。
※陣屋は領内で数度移転しており、
最終的に岡田陣屋となりました。
真備町川辺周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが川辺宿跡。
高梁川には… 続きを読む
岡山県岡山市 岡山宿跡
岡山宿は西国街道17番目の宿場で、
岡山城の城下に置かれました。
宇喜多直家が岡山城に本拠を移し、
商人を呼び寄せて城下町が築かれ、
街道ルートを城下に移動させており、
直家の跡を継いだ宇喜多秀家も、
城の大改修と共に城下を整備。
現在の岡山の基礎を築いたとされ、
江戸時代には宿場が置かれました。
岡山市街周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。
街道は無理やり城下を通っています。… 続きを読む
広島県大竹市 木野川渡し場跡
安芸国と周防国の国境を流れる小瀬川。
江戸時代は木野川と呼ばれていた様で、
現在とは違って橋が架けられず、
渡し舟で通行が行われていました。
「木野川渡し場跡」碑。
道路脇に設置された碑と説明板。
これ以外も説明板が多数建てられています。
「木野川渡し場跡… 続きを読む
広島県大竹市 玖波宿跡
玖波宿は西国街道の宿場町。
安芸国最西の宿場として栄えましたが、
芸州戦争の戦場となった為、
大きな被害を出したようです。
大竹市玖波周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが玖波宿跡。
「玖波宿跡」。
宿場跡には意外にも商家が残っています。
芸州戦争の被害を免れたものが、
戦後に再建されたものでしょうか?
「角屋の釣井と高札場跡」。… 続きを読む