[中国地方(山口県除く)]」カテゴリーアーカイブ

島根県松江市 玄丹かよ像

玄丹かよは鍼医師錦織玄丹の娘で、
本名は錦織加代といいました。
父の玄丹は松江藩士でしたが眼病を患い、
盲目となった為に鍼医となった人物で、
かよは盲目の父をよく助け、
生活の為に芸妓となっています。

慶応4年に山陰道鎮撫使の一行が西下。
松江藩は態度を曖昧としていた為、
領地の半分を返上するか、… 続きを読む

島根県松江市 松江宿跡

松江宿山陰街道の宿場で、
天神川の南側に置かれました。


松江市街南側周辺。緑の線が街道筋で、
青い線は松江城への道。
青でぼかした辺りが松江宿跡。


松江宿跡」。
松江宿の街道筋は国道9号線沿いですが、
往時の面影は皆無です。
強いて言うならば商店が多いのが名残?
松江の武家屋敷は状態良く残されており、… 続きを読む

島根県松江市 法眼寺

法眼寺は松江市外中原町の曹洞宗寺院。
元々は松江城の建つ亀田山に所在し、
松江城の築城に伴い大橋川畔に移転。
その後の大火で伽羅を焼失し、
現在地に再移転しています。

この法眼寺の山門手前には、
大橋茂右衛門家の墓所があります。

大橋茂右衛門家墓」。… 続きを読む

島根県松江市 松江城(再訪)②

/②
つづき。

二之丸は西側半分が少し高くなっており、
御殿に連結する御書院があったようです。

西南の役の碑」。
8代島根県知事籠手田安定が、
浄財を募って建立した碑で、
西南戦争と県民の関わりを記したもの。
籠手田は元平戸藩士続きを読む

島根県松江市 松江城(再訪)①

①/

松江城に行ったのは8年前。
その記事も相当古いものですので、
今回機会がありましたので再訪しました。

関ヶ原の戦いの功により堀尾忠氏が、
隠岐及び出雲24万石を与えられ、
出雲守護職の居城月山富田城に入城。
しかし月山富田城は山城であり、
藩経営には不向きであった為、… 続きを読む

岡山県岡山市 少林寺/伊木三猿斎墓所

少林寺は中区国富にある臨済宗の寺院。
赤穂藩2代藩主池田輝興が、
輝興池田輝政の六男。
赤穂に菩提寺の盛岩寺を建立しますが、
輝興は乱心したとして改易されて、
岡山藩池田宗家続きを読む

岡山県岡山市 吉備津彦神社

吉備津彦神社備前国一宮
備中国との国境吉備中山北東麓に鎮座し、
大吉備津彦命を祀っています。
この吉備中山の北西麓には、
備中国一宮吉備津神社があり、
同じ山の東西に一宮が鎮座しますが、
これは吉備国が三分割された際、
吉備津神社より分霊されて、… 続きを読む