大分県」カテゴリーアーカイブ

大分県大分市 大分懸護國神社

大分市街中央部の丘陵に、
大分縣護國神社があります。

ブログで何度も記していますが護國神社は、
明治政府が創建したものではありません。
殆どは幕末明治初期に創設されたもので、
部隊土地の名主がその創設者。
祀られる祭神も… 続きを読む

大分県竹田市 岡藩中川家墓所

岡藩初代藩主中川秀成は、
稲葉川対岸に御茶屋を建設しますが、
その完成を待たずに死去してしまいます。
跡を継いだ2代藩主中川久盛は、
建設中の御茶屋を菩提寺へと改め、
碧雲寺を建立しました。

以後、久盛以後の歴代藩主の墓所となり、
碧雲寺は岡藩の庇護を受けて繁栄します。


「… 続きを読む

大分県竹田市 岡城跡②

前回からの続き。
/②


三之丸跡」。
ここからが篭城用の空間となっており、
本来の山城といったところ。
広大な西之丸に比べるとかなり狭い。


蕃山先生頌徳碑」。
江戸時代初期の学者熊沢蕃山の碑。
蕃山は浪人の子として生まれましたが、
陽明学を学んで岡山藩に召抱えられ、… 続きを読む

大分県竹田市 岡城跡①

①/

岡城岡藩中川家の居城。
山城ながら100万㎡の大規模な城で、
諸藩が藩庁を建設する中、
江戸時代を通じて藩庁の機能を保ちました。
山城には敵の侵攻を妨害できると共に、
有利に攻撃も出来る利点があります。
しかし… 続きを読む

大分県竹田市 謎の岡藩城下町

大分県竹田市へ日帰り旅行。
下関から車で4時間位掛かりますので、
8時に出発して昼頃に到着します。

お目当ては大分諸藩の藩庁の中で、
唯一行っていない岡城跡。
滝廉太郎荒城の月のモチーフにした、
キングオブ山城と称される大規模山城です。
・・が、その岡城の記事は次回にまわし、
今回はその城下町の記事。… 続きを読む

大分県日田市 咸宜園跡

日田の咸宜園は日本最大規模の私塾で、
全国各地より入門者が殺到し、
最盛期には約5000人もの門下が学びました。

咸宜園の著名な門下生としては、
蛮社の獄で弾圧された蘭学者高野長英
シーボルトにも学んだ岩国藩の藩医岡研介
日本陸軍の基礎を築いた大村益次郎、… 続きを読む

大分県日田市 廣瀬淡窓墓所

廣瀬淡窓の墓所は、
日田市中城町にある長生園にあります。


長生園」。
生家の博多屋と咸宜園の中間のこの場所を、
淡窓は生前より墓所として定めていました。
長生園は淡窓の弟廣瀬三右衛門の別邸で、
別邸を引き払って墓所と定められた後も、
同様に長生園と呼ばれています。


廣瀬家墓所」。… 続きを読む