[北陸地方]」カテゴリーアーカイブ

石川県七尾市 七尾軍艦所跡

七尾軍艦所加賀藩の海軍施設として、
根拠地及び艦船実習地として設置されています。

造船所製鉄所桟橋等の施設が造られ、
海軍に関する色々な物資(船具など)を生産し、
航海術などの訓練も行われた重要拠点でした。

加賀藩は謙信流軍学者岡田助右衛門の建白で、
海防の重要性は理解していましたが、
軍艦の製造や購入には膨大な費用か掛かる為、… 続きを読む

福井県勝山市 越前勝山藩校成器堂跡

越前勝山藩の藩医であった秦魯斎は、
藩主小笠原長貴や世子長守の病を治し、
藩主及び藩内で絶大な信頼を得ていました。
越前勝山藩藩校が無いのを憂い、
家老の林毛川が藩政改革に乗り出すと、
人材育成が藩には不可欠であると進言。
自分の所蔵の書籍と数百両の金を献じて、
越前勝山城の三之丸に、
藩校… 続きを読む

福井県勝山市 開善寺/勝山藩主小笠原家墓所

譜代大名の墓所は江戸にあることが多い。
これは転封が多いせいかもしれません。
ですが勝山藩小笠原家の墓所は、
勝山藩領にある開善寺にあり、
初代より歴代藩主の墓が並んでいます。


開善寺」。
開善寺は勝山藩主小笠原家の菩提寺で、
小笠原貞信高須藩から移ったことに伴い、… 続きを読む

福井県勝山市 越前勝山城跡

勝山藩という名を持つ藩は3つあって、
それぞれ区別の為に安房勝山藩美作勝山藩
そして越前勝山藩と呼称されています。

結城秀康は越前67万石を領していましたが、
2代松平忠直は将軍徳川秀忠に反抗して改易。
越前国は分割されて複数の藩が成立し、
越前勝山藩もその際に成立した藩でした。

越前勝山藩には秀康五男… 続きを読む

福井県大野市 御清水

大野市内は湧き水が至る所に点在し、
古くから生活用水に利用していました。
人々はその湧水群を清水と呼んでおり、
その中でも御清水は特別なもので、
かつて大野城主飯米を炊く為、
使用されていた湧き水だったとされ、
敬意を表して[]を付けたり、
殿様清水と呼んだりしたようです。


「… 続きを読む

福井県大野市 雨の中、大野市を巡る

大野城土井家墓所を訪問した後、
降りしきる雨の中を大野市の史跡巡り。

まずは幕末には関係ありませんが、
せっかくなので朝倉義景の墓所に参ります。

朝倉公園」。
朝倉義景の墓所の周辺は、
朝倉公園として整備されており、
とても手入れが行き届いているようです。
残念なことに雨はかなり強くなりました。


朝倉義景墓」。… 続きを読む