[東北地方]」カテゴリーアーカイブ

青森県南津軽郡 大鰐宿跡

大鰐宿羽州街道の宿場で、
古くからの温泉地だったとされ、
平安末期鎌倉初期円智上人が、
当地に高伯寺(現大円寺)を建立する際に、
夢のお告げにより温泉を発見。
江戸時代には弘前藩続きを読む

青森県弘前市 弘前宿跡

弘前宿羽州街道の宿場で、
弘前城の城下に置かれていました。


弘前城南東周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが弘前宿跡。

北側から散策しますが、
どこが入口かわからない為、
代官町より南下してみます。

代官町」。
はじめ和徳派町として町割りされ、
46軒町家があったようですが、
延宝5年(1748)の… 続きを読む

青森県黒石市 黒石神社

黒石津軽家初代当主津軽信英は、
領内の巡察中に突然病に倒れ、
弘前城に運ばれて看病されますが、
快方へ向かわずそのまま弘前で死去。
葬儀は遺言により儒式で執り行われ、
遺骸は黒石陣屋の南東側に葬られて、
そこに御廟が建てられました。


石黒神社」。… 続きを読む

秋田県大館市 扇田神明社

扇田米代川左岸杉林にある扇田神明社
盛岡藩の大館侵攻の際に激戦地となり、
多くの死傷者を出したようです。


扇田神明社」。
杉林が神聖な雰囲気を醸し出す神域。
文治年間(1185~90)の創建とされ、
主祭神は天照大神とのことで、
江戸期以前は伊勢堂と称していました。… 続きを読む

秋田県大館市 寿仙寺/山城ミヨ墓所

寿仙寺は大館市扇田にある曹洞宗寺院。
承暦4年(1080)創建の寿泉院を前身とし、
佐竹家入封に伴い天台宗より改宗され、
藩主菩提寺天徳寺の末寺となりました。


本堂」。
一町八反の寺域に堂宇を構え、… 続きを読む

秋田県大館市 十二所館跡

久保田藩盛岡藩との藩境の要衝十二所に、
本格的な城郭である十二所城を築城し、
その防御拠点としていましたが、
一国一城令によって破却されています。
十二所城は館構えに造り替えられ、
十二所館として山麓に設置されており、
盛岡藩との藩境警備の役割を負って、
更に周辺の行政を担いました。


「… 続きを読む

秋田県大館市 十二所城代茂木家墓所

盛岡藩との国境に程近い十二所は、
久保田藩にとって重要な場所であり、
その防御の為に重臣茂木家が派遣され、
十二所城代としてその藩境を守りました。


十二所城代茂木家墓所」。
茂木家の墓所は杉林の中。
墓所は市の文化財として守られており、
状態良く保たれています。
茂木家は清和源氏の流れを汲む名門。… 続きを読む