高杉晋作まとめ」カテゴリーアーカイブ

高杉晋作の東帆禄④

///④
つづき。

万延元年5月4日。
朝早く出航。
多度津港を去り一里行って潮を待つ。
潮が来たので碇を挙げたが風は無い。
ようやく讃州の②大槌島に到着し碇泊する。
この日は曇天で小雨。

万延元年5月5日~7日。
③播州小豆島沖で漂泊。
3日間風は無く船は潮流に従う。… 続きを読む

高杉晋作の東帆禄②

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つづき。

万延元年4月16日から19日。
故有って船は停泊。
上陸して伊藤静斎を訪ねる。
伊藤静斎は元長州藩出身で、
南部の賊民蜂起の際、
18歳の静斎は県令某の為に、
賊民数十人を斬り、
その後に伊藤家の養子となった人物。
伊藤家は馬関の有力者であり役人でもある。… 続きを読む

高杉晋作の主治医石田静逸

慶応3年4月14日。
高杉晋作は療養空しく短い生涯を閉じました。
長州藩はこの若き英雄をなんとか治そうと、
名医で聞こえた李家文厚竹田祐伯を送り、
寄組国司家も抱医の熊野祥甫を派遣。
特に竹田祐伯は三条実美附の医師でしたが、
木戸準一郎(孝允)がわざわざ… 続きを読む

京都府京都市 霊山護國神社②

つづき。
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梅田雲浜の碑よりさらに上へ。
長州藩勤皇志士らの墓域に入ります。

長州勤王烈士墓域」。
禁門の変等で殉難した長州藩士らの墓碑。

長州勤王烈士墓域より石段を挟んだ先に、
小さな社殿があります。

山口藩招魂社(右)」、
霊山招魂社続きを読む

「マイ・ディア・シンサク」今江祥智


高杉晋作を題材とした小説は数ありますが、
これは少々変わったものです。

臨終前の大人の晋作が、
若き日の晋作と出会うという不思議なお話。
何度も会って幼い晋作に影響を及ぼします。

謎の金髪女性が案内役として登場しますが、
その正体は自分的には残念。

こういう変わりダネもアリでしょう。

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「少年行」南条範夫
 晋作のBL小説??。… 続きを読む