①/②/③/④
つづき。
万延元年5月4日。
朝早く出航。
①多度津港を去り一里行って潮を待つ。
潮が来たので碇を挙げたが風は無い。
ようやく讃州の②大槌島に到着し碇泊する。
この日は曇天で小雨。
万延元年5月5日~7日。
③播州小豆島沖で漂泊。
3日間風は無く船は潮流に従う。… 続きを読む
慶応3年4月14日。
高杉晋作は療養空しく短い生涯を閉じました。
長州藩はこの若き英雄をなんとか治そうと、
名医で聞こえた李家文厚や竹田祐伯を送り、
寄組国司家も抱医の熊野祥甫を派遣。
特に竹田祐伯は三条実美附の医師でしたが、
木戸準一郎(孝允)がわざわざ… 続きを読む