鹿児島県」カテゴリーアーカイブ

鹿児島県出水市 出水宿跡

出水宿薩摩街道の宿場町。
平良川と武家屋敷の間に挟まれ、
その御用商人達が集まった場所で、
数軒の旅籠かあったとされています。


和泉市本町周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかし辺りが出水宿跡。


出水宿跡」。
街道筋は出水麓の… 続きを読む

鹿児島県出水市 出水地頭仮屋跡

薩摩藩は領内各地に外城(麓,郷)を設け、
そこに武士を配置して定住させて、
防備拠点として武家屋敷群を構成し、
独自の外城制度を確立させています。
外城は領内に120もあったとされ、
御仮屋と呼ばれた役所を中心に、
数本の馬場と細い道で町割され、
そこに武家屋敷が配置されていました。


竪馬場通り」。
薬医門を構えた武家屋敷が並ぶ馬場。… 続きを読む

鹿児島県鹿児島市 福昌寺跡/島津久光墓所

福昌寺跡には島津久光の墓もあります。
久光は明治4年に玉里島津家を興しており、
最終的に島津宗家の人間ではありませんが、
宗家歴代の墓が居並ぶ宗家墓所の中央に、
最も広い墓域で聳えています。


前左大臣従一位大勲位侯爵島津久光墓」。
玉里島津家初代当主島津久光の墓。
薩摩藩10代藩主島津斉興の五男で、… 続きを読む

鹿児島県鹿児島市 福昌寺跡/島津宗家墓所③

//③
つづき。


鑑阿天清道煕大居士」。
島津宗家20代当主、
薩摩藩3代藩主島津綱貴の墓。
2代藩主島津光久の嫡男島津綱久の子で、
父が家督を相続する前に死去した為、
嫡孫となって祖父の隠居により家督を相続。… 続きを読む

鹿児島県鹿児島市 福昌寺跡/島津宗家墓所②

/②/
つづき。


白露夭霊彦命」。
島津宗家13代当主島津忠隆の墓。
11代島津忠昌の次男として生まれ、
12代の兄島津忠治の死去により家督を相続。
兄と同様に戦を好まぬ人物だったようで、
領国の乱れは続いており、
兄と同様に早逝しています。


「… 続きを読む

鹿児島県鹿児島市 福昌寺跡/島津宗家墓所①

①//

福昌寺島津奥州家2代当主島津元久
総持寺20世であった石屋真梁を招き、
自らの菩提寺として建立した寺院でした。
後に島津宗家の菩提寺となった為、
歴代の墓が建てられるようになりましたが、
維新後の… 続きを読む

鹿児島県鹿児島市 伊牟田尚平誕生地

巨大な石油貯蔵施設な並ぶENEOS喜入基地
その近くに伊牟田尚平の誕生地があります。


伊牟田尚平君誕生地碑」。
伊牟田家は喜入郷領主肝付兼善の家臣で、
薩摩藩からは陪臣の立場でした。
医業を志して侍医東郷泰玄続きを読む