御庄宿は西国街道の半宿でしたが、
錦川の河止め等で宿泊も多かったという。
岩国市御庄周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが御庄宿跡。
街道が歪なカーブとなっているのは、
水害を避ける為だったようです。
「御庄宿跡」。… 続きを読む
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山口県岩国市 高森宿跡
高森宿は西国街道の宿場町。
長州本藩領の東端に位置していたことから、
重要な宿場町であったという。
「御国廻御行程記 椙杜」。
この辺りは周防国玖珂郡椙杜郷と呼ばれ、
大内家家臣椙杜家が治めていたという。
椙杜家の嫡流は後に長府藩… 続きを読む
山口県周南市 今市宿跡
今市宿は西国街道の宿場に指定さますが、
西隣の呼坂宿まで僅か半里程度しかなく、
非常に近い位置に宿場が置かれました。
これは東隣の高森宿の間に中山峠がある為、
その準備や休憩の為に設置されたもので、
補完的な役割を持っていたようです。
「今市宿跡」。… 続きを読む
山口県周南市 寺嶋忠三郎誕生地
呼坂宿を東側に抜けて県道8号線を北側へ。
寺嶋忠三郎誕生の地を示す案内板があります。
この案内板横の路地に入ります。
「西原集会所」。
路地の先には地元の集会所が。
この敷地に碑が建てられています。
「刀山寺島先生碑」。
寺嶋忠三郎の顕彰碑。
刀山は寺嶋の号です。
寺嶋は天保14年にこの地に生まれ、
安政5年に藩校明倫館… 続きを読む
山口県周南市 呼坂宿跡
呼坂の名は集落がV字形の坂になっており、
下への呼び声がよく聞こえたことに由来し、
また海老坂が変化したともされています。
西国街道の宿場に指定された事で、
賑わったとされています。
「御国廻御行程記 呼坂」。
中村川左右に市が開かれていたようですが、
当初は少し西側の丘陵に市があったとされ、
発展したのは近世以降とのこと。
周南市呼坂本町周辺。緑の線が街道筋で、… 続きを読む
山口県光市 熊毛宰判勘場跡
長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。
「光市立周防小学校」。
現在の周防小学校の敷地が勘場の跡地。
宰判勘場の遺構は全くの皆無ですが、
校舎と運動場に高低差があるので、… 続きを読む
山口県下松市 花岡八幡宮
花岡八幡宮は和同2年(709)創建の八幡宮で、
宇佐八幡宮より勧請して分霊を祀ったところ、
全山が一夜にして花を咲かせたと伝えられ、
それより鎮座地が花岡となったとされます。
また古来より岡の端であった為に、
端岡と呼ばれていましたが、
鎮座に伴い華やかな花岡に変えたとも。
守護大名大内家歴代当主から信仰され、… 続きを読む