[山口県(下関市除く)]」カテゴリーアーカイブ

山口県周南市 寺嶋忠三郎誕生地

呼坂宿を東側に抜けて県道8号線を北側へ。
寺嶋忠三郎誕生の地を示す案内板があります。


この案内板横の路地に入ります。


西原集会所」。
路地の先には地元の集会所が。
この敷地に碑が建てられています。


刀山寺島先生碑」。
寺嶋忠三郎の顕彰碑。
刀山は寺嶋の号です。
寺嶋は天保14年にこの地に生まれ、
安政5年に藩校明倫館続きを読む

山口県周南市 呼坂宿跡

呼坂の名は集落がV字形の坂になっており、
下への呼び声がよく聞こえたことに由来し、
また海老坂が変化したともされています。
西国街道の宿場に指定された事で、
賑わったとされています。


御国廻御行程記 呼坂」。
中村川左右に市が開かれていたようですが、
当初は少し西側の丘陵に市があったとされ、
発展したのは近世以降とのこと。


周南市呼坂本町周辺。緑の線が街道筋で、… 続きを読む

山口県光市 熊毛宰判勘場跡

長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。


光市立周防小学校」。
現在の周防小学校の敷地が勘場の跡地。
宰判勘場の遺構は全くの皆無ですが、
校舎と運動場に高低差があるので、… 続きを読む

山口県下松市 花岡八幡宮

花岡八幡宮は和同2年(709)創建の八幡宮で、
宇佐八幡宮より勧請して分霊を祀ったところ、
全山が一夜にして花を咲かせたと伝えられ、
それより鎮座地が花岡となったとされます。
また古来より岡の端であった為に、
端岡と呼ばれていましたが、
鎮座に伴い華やかな花岡に変えたとも。

守護大名大内家歴代当主から信仰され、… 続きを読む

山口県下松市 花岡宰判勘場跡/御茶屋跡

長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
そこで行われています。


花岡八幡宮御神幸祭礼図絵馬(部分)」。
花岡宰判は都濃郡の藩領を支配した宰判で、
都濃宰判とも呼ばれています。
上の絵馬のように勘場と御茶屋が併設され、
本陣の役割も果たしていました。


花岡宰判勘場跡/御茶屋跡続きを読む

山口県下松市 花岡宿跡

花岡は和同2年(709)創建の八幡宮周辺が、
一夜にして桜花で包まれた事に因むとか、
岡の端で端岡というのが変化したなど、
地名の由来は諸説ありますが、
古くから花岡八幡宮門前町として栄え、
江戸時代以降は宿場にも指定されて、
隆盛を極めていたようです。


「… 続きを読む

山口県周南市 徳山宿跡

徳山宿徳山藩の城下に置かれた宿場。
西国街道は海岸沿いを通り、
商家や旅籠が軒を連ねていたようで、
その陸側に武家屋敷などの城下町
そして陣屋が配置されていました。


御国廻御行程記 徳山」。
上記のように海岸沿いに街道が通り、… 続きを読む