青森県」カテゴリーアーカイブ

青森県南津軽郡 藤崎宿/川越家跡

冬の津軽へ出張。
本州の端から端まで移動するとは、
我ながらよくやるなぁと思いつつ、
松陰は自らの足で歩いたんですから、
昔の人って凄いなって思いますね。

東北遊学の際に吉田松陰宮部鼎蔵が、
弘前城下を出た最初の宿泊は藤崎宿でした。

岩木山」。
津軽富士続きを読む

青森県東津軽郡 吉田松陰東北遊日記碑

嘉永5年3月5日夜。
袰月で宿を取った吉田松陰宮部鼎蔵
宿で津軽海峡とそこを通る外国船について、
日記に記しています。

その日記の一文を刻んだ碑が、
鋳釜崎に建てられています。


袰月海岸 鋳釜崎」。… 続きを読む

青森県東津軽郡 松陰くぐり

松陰くぐりは以前より知ってはいましたが、
なぜ吉田松陰はそんなところへ行ったのか、
とても不思議でした。
浅いとはいえ下は海に浸かっているし、
裸足にならないと濡れてしまいます。
松陰がくぐったのは3月の事のようで、
冬の冷たい海に浸かるのは、
物好きとしか考えられませんでした。

・・・が、色々と調べると謎が判明。
要はちゃんとした道が無かったからです。
人が住んでいましたが交通手段は舟。
歩くには海岸線を通るより道は無く、
海岸沿いを通ると必然的に、
この洞門をくぐらなければなりません。


「… 続きを読む

青森県北津軽郡 みちのく松陰道

嘉永5年3月5日。
吉田松陰宮部鼎蔵小泊から、
算用師峠を越え三厩に向かいました。
小泊から海岸線を北上した2人は、
途中から山道へ入って竜飛岬までは行かず、
まさかのショートカット。
高波で海岸線を進めなかったのかな?


みちのく松陰道入口」。… 続きを読む

青森県北津軽郡 松陰小泊止宿跡と台場跡

吉田松陰宮部鼎蔵津軽半島を北上。
十三湖の絶景を堪能した後、
小泊村に宿泊しました。
小泊村は権現崎という岬にあり、
その名称はアイヌ語で、
小港を意味するポン・トマリを語源にします。


徐福像」。… 続きを読む

青森県西津軽郡 鯵ヶ澤湊/鯵ヶ沢町奉行所跡

弘前藩の海の玄関として栄えた鯵ヶ澤湊
廻米を舟に乗せて弘前から岩木川を下り、
十三湖から海へ出て鯵ヶ沢湊に運びました。
この鯵ヶ沢湊から北前船に乗せられて、
上方などに廻米が運ばれた訳ですが、
その他にも日用品の荷揚げも行われおり、
湊は大変な賑わいだったようです。… 続きを読む

青森県上北郡 七戸城跡②

前回のつづき。
/②


七戸城東門」。
七戸城の東門は文献に残る記録を基に、
平成20年に復元されたもの。
本城と呼ばれる本丸二ノ丸と、
貝の口と呼ばれる郭の谷間にあります。
訪問時は門が閉まっていました。
仕方なく脇から入って中へ・・・。


「… 続きを読む