曹洞宗」タグアーカイブ

鳥取県米子市 総泉寺/池田由之墓所

総泉寺は米子市愛宕町にある曹洞宗寺院。
米子藩主中村一忠が父中村一氏の慰霊の為、
この地に建立した寺院と伝えられ、
有事の際には出城となるように、
その境内が築かれたともされています。


本堂」。
本堂等の建物は天保13年(1842)の再建。
総泉寺にはこんな昔話もあります。
 昔々続きを読む

鳥取県倉吉市 満正寺/荒尾志摩家墓所

満正寺は倉吉市にある曹洞宗寺院。
元禄12年(1699)に創建されており、
荒尾志摩家の菩提寺となっています。


本堂と巨大星占盤」
境内に入ると目を引く巨大な星占番盤
満正寺に伝わる秘伝星占術を、
現代風にアレンジした[九曜星占盤]で、
性格続きを読む

鳥取県倉吉市 大岳院/里見忠義墓所

大岳院は倉吉市東町にある曹洞宗寺院。
米子藩主であった中村一忠の一族で、
打吹城を与えられていた中村栄忠により、
その父中村一栄の菩提寺として創建。
後に米子藩中村家が改易となると、
里見忠義が流刑に近い形で移封されます。
鳥取藩に… 続きを読む

山口県防府市 大楽寺/楫取素彦夫妻墓所

大楽寺北墓地にある楫取素彦夫妻の墓。
楫取は大河「花燃ゆ」の主人公美和子の夫で、
少し知られるようになった人物ですが、
その描かれ方が非常に酷いもので、
本来の彼の功績は殆ど語られず、
虚像でヒーローとされてしまいました。
僕が「花燃ゆ」の文句をってしまうと、
無限に文章に出来てしまいますので、
これはセーブしたいと思いますが、
実際は大河とは別の活躍をしています。


正二位勲一等男爵楫取素彦墓(右)」、… 続きを読む

山口県防府市 大楽寺/毛利重就分骨塔

長州藩7代藩主毛利重就は、
困窮していた藩財政を立て直す為に、
数々の藩政改革を断行。
後の幕末期に藩が行動する為の軍資金を、
蓄える基礎を築いた名君とされます。

重就は天明2年(1782)に隠居していますが、
隠居後は三田尻御茶屋で余生を過ごし、
寛政元年(1789)に死去。
遺骸は歴代墓所の… 続きを読む

山口県岩国市 洞泉寺/岩国藩吉川家墓所③

//③

吉川家墓所
前回発見出来ずだった6代領主及び、
2代藩主(13代領主)の墓を追補する為、
岩国市の吉川家墓所へ再訪しました。

歴代墓所は[寺谷口御塔場]と呼ばれる場所で、
現在は吉川家墓所と称されていますが、
6代領主吉川経永続きを読む

山口県岩国市 籌勝院

籌勝院は岩国市小瀬にある曹洞宗寺院。
湯原八幡宮の社坊だったようで、
慶長元年(1596)に吉川家家老香川春継が、
小瀬村を与えられて領主となった際に、
ここを実父香川光景の位牌所とし、
喜本院と称させたのが始まり。
春継もその子香川家景続きを読む