磨針峠は鳥居本宿と番場宿の間にある峠。
峠名はある青年僧が学半ばで道を諦め、
京からの帰郷の途中でこの峠を通り、
老婆が斧を研いで針を作る光景に出会い、
自らの怠惰に気付いて京に戻り、
修行に励んで高僧になったとされ、
この伝説に因んでいます。
一説には弘法大師空海がこの高僧とされ、
後にこの磨針峠を訪れた際には、
摺針神明宮に栃餅… 続きを読む
滋賀県彦根市 磨針峠
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磨針峠は鳥居本宿と番場宿の間にある峠。
峠名はある青年僧が学半ばで道を諦め、
京からの帰郷の途中でこの峠を通り、
老婆が斧を研いで針を作る光景に出会い、
自らの怠惰に気付いて京に戻り、
修行に励んで高僧になったとされ、
この伝説に因んでいます。
一説には弘法大師空海がこの高僧とされ、
後にこの磨針峠を訪れた際には、
摺針神明宮に栃餅… 続きを読む
番場宿は中山道の62番目の宿場。
飛鳥時代以来の宿場であったとされ、
中山道の中では小さな宿場だったようで、
旅籠は僅か10軒程度だったという。
「歌川広重 木曽海道六拾九次之内 番場」。
米原市番場周辺。緑の線が街道筋で、
青い線は米原宿への連絡道。
青くぼかした辺りが宿場のあった場所。
「… 続きを読む
醒井宿は中山道の61番目の宿場。
醒井は古代からの交通の要衝で、
古事記や日本書紀にもその名が見られ、
霊仙山からの豊富な湧水があった為、
旅人の休憩に最適であったようです。
「歌川広重 木曽海道六拾九次之内 醒ヶ井」。
JR醒ヶ井駅… 続きを読む
鳥居本宿を出て少し行った場所に、
中山道と北陸街道の追分道標があります。
「追分道標」。
ここから中山道と北陸街道が分かれ、
中山道は摺針峠を越えて番場宿へ、
北陸街道は米原宿… 続きを読む
鳥居本宿は中山道の63番目の宿場町で、
北陸街道の起点でもあります。
彦根市鳥居本町周辺。緑の線が中山道で、
青い線は彦根道(朝鮮人街道)。
青くぼかした辺りが宿場のあった場所。
「鳥居本宿跡」。
鳥居本宿は南北に長く伸びる宿場ですが、
時間と体力の関係から中間辺りから北上。
南端はここから約400m南にあり、
彦根道に接続しています。
「合羽所 … 続きを読む
大津宿は東海道の53番目の宿場町。
※中山道の69番目の宿場も兼ねます。
東海道五十三次中最大の宿場とされ、
宿場町の他にも琵琶湖水運の港町、
三井寺の門前町という顔も持ち、… 続きを読む
板橋宿は中山道の最初の宿場町で、
江戸四宿のひとつとして栄え、
※他の三宿は東海道の品川宿、
甲州街道の内藤新宿、日光街道の千住宿。
旅人の宿泊の他に… 続きを読む