原田宿は長崎街道の6番目の宿場町。
長崎側に三国坂と呼ばれる険しい峠があり、
これを越える為の腹ごしらえとして、
はらふと餅が名物となっていました。
筑紫野市原田周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが原田宿跡。
南側から散策。
「原田宿跡」。
現在は家屋は更新され古い家は殆ど無し。
とはいえ元宿場の雰囲気を出そうとしてか、
微妙に道を蛇行… 続きを読む
「福岡藩」タグアーカイブ
福岡県宗像市 宗生寺/小早川隆景墓所
大穂の集落より1km程山手に入った場所に、
宗生寺という曹洞宗の寺院があります。
文明15(1483)許斐城城主多賀隆忠が、
亡き父の菩提を弔う為に創建。
後に小早川家、黒田家等に庇護され隆盛し、
末寺10ヶ寺を有したという。
ここに小早川隆景の墓があります。… 続きを読む
福岡藩飯塚市 晴雲寺/野村家墓所
晴雲寺は飯塚市鯰田にある曹洞宗寺院。
福岡藩中老野村家の菩提寺で、
野村家は鯰田周辺6千石を与えられ、
代々この辺りを領していました。
「本堂」。
本堂は明治42年の再建とのこと。
境内には大きな楠や銀杏があります。… 続きを読む
福岡県鞍手郡 小休所跡
正徳3年(1713) 閏5月10日夜。
薩摩藩士内田忠左衛門と海江田次郎兵衛が、
藩の公用荷物を馬2頭に積み、
鹿児島から不眠不休で運んでいました。
夜四ッ時(午後10時頃)に小竹に至り、
小休して更に進んで竹藪の道となると、
暗がりで盗賊5人に襲われます。
盗賊は不意を衝いて内田の刀… 続きを読む
福岡県直方市 直方宿跡
福岡藩初代黒田長政の四男黒田高政は、
長政より鞍手郡周辺4万石を与えられ、
東蓮寺藩を立藩しました。
直方はその陣屋町として興った町で、
真言宗の古刹東蓮寺があった事から、
周辺は東蓮寺と呼ばれたようですが、
3代藩主黒田長寛… 続きを読む