黒羽城は天正4年(1576)に、
那須家重臣大関高増によって築城され、
その居城となっていた城。
天正18年(1590)の小田原征伐では、
主君那須資晴は参陣ぜず改易されますが、
高増はいち早く参陣した為、
所領1万3000石を安堵されました。
関ヶ原の戦いでも東軍に与しており、
加増されて… 続きを読む
「藩庁」タグアーカイブ
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兵庫県神崎郡 福本陣屋跡
6万8000石を領した山崎藩池田家は、
家臣らの対立による御家騒動で改易。
藩主池田輝澄は本家の鳥取藩預かりとなり、
堪忍領として鹿野1万石が与えられました。
輝澄は徳川家康の外孫であった為、
その死後に四男池田政直… 続きを読む
島根県松江市 松江城(再訪)②
島根県松江市 松江城(再訪)①
千葉県南房総市 長尾陣屋跡
徳川幕府が崩壊して新政府が樹立し、
徳川宗家が駿府藩70万石に決定すると、
これに伴い駿河にあった田中藩本多家は、
新政府より安房への移封が命じられました。
藩庁は兵学者恩田仰岳の進言により、
房総半島最南の天然の要害の地が選ばれ、
長尾陣屋の建設が開始されます。… 続きを読む
千葉県館山市 館山陣屋跡
安房国の戦国大名であった里見家は、
北条家と関東の覇権を巡って争い、
後の豊臣政権下では9万2000石、
徳川幕府の成立後は12万2000石となり、
安房一国を統治していました。
館山城はその居城でしたが、
2代藩主里見忠義が大久保忠隣… 続きを読む
千葉県館山市 鶴ケ谷陣屋跡
徳川幕府が崩壊して新政府が樹立し、
徳川宗家が駿府藩70万石に決定すると、
これに伴い駿河にあった田中藩本多家は、
新政府より安房への移封が命じられます。
藩庁は房総半島最南の地が選ばれ、
長尾陣屋の建設が進められましたが、
明治2年の台風で建設中の陣屋が倒壊。
これにより長尾陣屋の建設が断念され、
三上藩飛地陣屋であった北条陣屋… 続きを読む