西国街道の周防国/長門国の国境は、
割木松にある峠にありました。
江戸時代は令制国としての国境よりも、
藩境の方が重要ではありましたが、
地理区分として継続して用いられており、
重要な要素であったようです。
「周防長門… 続きを読む
「宇部市」カテゴリーアーカイブ
山口県宇部市 山中宿跡
山中宿は西国街道の宿場町ですが、
宿場は下市と上市に分かれていました。
宇部市山中周辺。緑の線が街道筋。
街道は甲山川に沿って進みます。
西側の赤丸周辺が下山中宿(下市)で、
東側の赤丸周辺は上山中宿(上市)。
まずは西側の下山中宿から。
「下山中宿跡」。
国道2号線沿いにある下山中宿跡。… 続きを読む
山口県宇部市 瑞松庵
瑞松庵は曹洞宗の名刹。
応永18年(1411)に定庵禅師が船木に庵を開き、
名僧で名高い師の石屋禅師を開山としたのが、
この瑞松庵のはじまりという。
開山の石屋禅師、2世定庵禅師、
4世守邦禅師はいずれも薩摩人… 続きを読む
山口県宇部市 徳基学舎跡
勘場跡の宇部市船木ふれあいセンターの隣に、
宇部市北部総合支所がありますが、
ここにはかつて全国で3番目に古く、
県下で初の女学校が建てられていました。
「宇部市北部総合支所」。
藩政時代は長谷川家の邸宅があったそうで、
そこの長屋を船木女児小学として開校。
後に女学校は移転した為、
跡地には楠町舎が建てられています。… 続きを読む
山口県宇部市 岡崎八幡宮
岡崎八幡宮は船木の産土神。
船木は神功皇后が三韓征伐の際、
この地に生えていた楠の大木を斬り倒し、
48艘の軍船を造らせたとされ、
この事から船木という地名になったという。
その後、光仁天皇… 続きを読む