福岡県」カテゴリーアーカイブ

福岡県福岡市 妙楽寺/福岡藩重臣墓所

妙楽寺は博多区御供所町にある臨済宗寺院。
正和5年(1316)に月堂宗規により開山し、
当時は北浜にあったようですが、
天正14年(1586)に戦火で焼失して、
現在地に再建されています。


本堂」。
境内にはういろう伝来之地碑があり、
元の礼部員外郎陳延祐続きを読む

福岡県福岡市 節信寺/加藤司書墓所

福岡藩の尊攘派家老加藤司書は、
有事の際の藩主避難所の建設を提案。
福岡藩主黒田長溥もこれを承諾して、
犬鳴御別館の建設が開始されます。
しかしこれは尊攘派が実権を握る為、
長溥を幽閉する施設であるとして、
藩内佐幕派が注進した為に長溥は激怒。
乙丑の獄が発生して尊攘派は捕縛され、
首領格の司書や月形洗蔵を始め、
関係者140名以上が捕縛された末、
司書は… 続きを読む

福岡県北九州市 小倉宮本家墓所

手向山小倉藩家老宮本伊織貞次が拝領し、
山頂に養父宮本武蔵を偲んだ碑を建て、
代々の墓所とした場所でした。
※当時は田向山と呼ばれていたという。
山は後の明治20年に陸軍に接収。
下関要塞の砲台構築の為に、
山麓に墓地を移転しています。


「… 続きを読む

福岡県嘉麻市 千手宿跡

千手宿秋月街道の宿場町。
東側の山裾に千手寺という寺があり、
これが村名の由来となっています。


嘉麻市千手周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが千手宿跡。

北側から散策。

千手宿跡(本町)」。
古い商家が何軒が残る宿場跡。
宿場時代の建物には小さな札が掛けられ、
〇〇や等と表示されています。


上庄屋大屋善右衛門家跡続きを読む

福岡県嘉麻市 大隈宿跡

大隈宿秋月街道の宿場町で、
小倉藩領との国境付近に位置しました。
江戸時代初期の福岡藩では、
国境付近の益富城後藤又兵衛基次や、
母里太兵衛友信等の豪傑に守らせており、
その警戒具合が伺えます。
大隈宿はその益富城の城下町でしたが、
益富城の廃城に伴い宿場町と変化し、… 続きを読む