昆陽宿は西国街道の宿場町。
昆陽は古くから宿場町だったようで、
元弘の乱(1331)で後醍醐天皇が捕らえられ、
隠岐に配流になる道中に宿泊し、
命あれば 昆陽の軒端の月も見つ
またいかならん行末の空
と詠んでいます。
西国街道が整備されると本陣が置かれ、
多くの西国諸大名が宿泊したようで、… 続きを読む
「兵庫県」カテゴリーアーカイブ
兵庫県姫路市 姫路宿跡
姫路は姫路藩の城下町ですが、
西国街道の宿場にも指定されており、
出雲街道の起点でもありました。
「姫路城」。
姫路藩の藩庁姫路城。
世界遺産で国宝の現存天守を持っています。… 続きを読む
兵庫県姫路市 亀山本徳寺
姫路には本徳寺が2ヶ所あります。
いわゆる船場本徳寺と亀山本徳寺ですが、
この2寺院は浄土真宗本願寺派と、
浄土真宗大谷派が分かれたもので、
元々は同じ本徳寺でした。
本願寺8世蓮如の門弟空善により、… 続きを読む
兵庫県姫路市 御着宿跡
御着宿は姫路宿と加古川宿の間宿でしたが、
本陣も置かれる程大きかったという。
これは御着が古くから栄えていた為で、
奈良時代には播磨国分寺が置かれた他、
小寺政隆の居城御着城が築城されるなど、
播磨国の要所であったようです。… 続きを読む
兵庫県揖保郡 鵤宿跡
鵤は推古天皇が聖徳太子に与えた荘園で、
太子が斑鳩宮から移住して、
政庁と寺院を建立した場所とされます。
その寺院が現在の斑鳩寺とされており、
七堂伽藍と坊庵を抱える大寺院でしたが、
戦国時代の戦乱で伽羅は焼失してしまい、
後に天台宗… 続きを読む