島戸浦は角島対岸の本土側にある漁村で、
その名の通り角島への門戸で、
渡船が出ていた場所でした。
「島戸漁港」。
小型の漁船が多く碇泊しており、
イサキ等の釣漁を行っている他に、
釣客の瀬渡しもやっています。
遠くに見えるのは角島大橋… 続きを読む
「廻浦紀略」タグアーカイブ
山口県長門市 野波瀬浦
野波瀬は三隅から小山を越え、
海岸に降りた場所にある漁村集落。
青海島に波を遮られた穏やかな海で、
集落は海岸から山手に伸びますが、
土地は狭く住宅は密集しています。
「野波瀬漁港」。
第二種に分類される漁港で、
ブリの養殖が行われているようです。
「石垣の防波堤」。
先には石灯籠… 続きを読む
山口県長門市 黄波戸浦
黄波戸は古くからの漁村で、
江戸初期は日置村に属していたようで、
主に鯖や鰯の漁を生業としていたという。
「黄波戸漁港」。
第二種に分類される中規模の漁港。
釣漁、定置網漁が主なようで、
登録漁船は66隻ですが、
その殆どが小型の漁船のようです。… 続きを読む
下関市豊北町 特牛湊
難読地名として知られる特牛(こっとい)。
JR山陰本線の駅名にもなっていますので、
難読過ぎて有名になっていたりもします。
古代朝鮮語で岬をコットイと云うらしく、
※現在の韓国語ではありません。
この辺りは古来より朝鮮半島と貿易しており、
隣の… 続きを読む
下関市豊北町 和久浦
和久浦は戸数60戸程の漁村だったようで、
この浦で採れる雲丹は品質が良く、
宝暦元年の頃より15~60歳迄の漁師は、
毎年4月中旬に塩雲丹三合を上納したという。
「和久浦」。
小さな漁港には小舟がちらほら。
近くにある道の駅北浦街道ほうほくの北側に、
少し大きな漁港が整備されていますので、
そちらの方に漁船が碇泊しているようで、
こっちの小さい港はウニやサザエ… 続きを読む