佛心寺墓地の入口すぐのところに、
維新の勇士 本山源太の墓があります。
「元山源太墓」。
小松藩は戊辰戦争に藩兵を派遣しており、
総督黒田左之助以下51名が、
慶応4年6月17日に北越方面に出陣。
藩大阪屋敷から敦賀に着陣したようで、
そこで調練等を行った後、
北越街道を進み7月26日に長岡に着陣し、
休む間もなく長岡城攻防戦に参加しました。
長岡城陥落後は新潟で村上城を攻略。
その後の越後大川高畑越で激戦となり、
この元山源太が即死したようで、
他に2人の負傷者を出しています。
彼は小松藩での唯一の戦死者のようで、
18歳の若者であったという。
墓石の前の献花台には、
戦友21名の名が刻まれています。
■関連記事■
・愛媛県西条市 小松陣屋跡
小松藩一柳家の陣屋跡。
・愛媛県西条市 近藤篤山関連史跡
儒学者近藤篤山の関連史跡。