[東北地方]」カテゴリーアーカイブ

青森県東津軽郡 小湊宿跡

小湊宿奥州街道の107番目の宿場町。
平内地方黒石藩領で小湊はその中心で、
代官所が置かれて武家屋敷が並び、
御家中という小さな城下町となりました。


東津軽郡平内町小湊周辺。
緑の線が奥州街道で、
青でぼかした辺りが宿場だった場所。


大橋」。… 続きを読む

青森県青森市 野内宿跡

野内宿奥州街道の108番目の宿場町。
弘前藩領で黒石藩領に近接していましたが、
その先には険悪な盛岡藩領が控えており、
弘前藩と黒石藩の関所が設置されました。


青森県野内周辺。緑の線が奥州街道で、
青くぼかした辺りが宿場だった場所。


野内宿跡」。
県道259号線沿いが街道筋ですが、
宿場時代の家屋は殆ど残っていませんが、… 続きを読む

青森県青森市 油川宿跡

青森以北の奥州街道松前街道とも呼ばれ、
津軽半島の東海岸を沿って北上し、
三厩から船で松前に渡っていました。
油川宿はその最初の宿場町であり、
奥州街道として言えば110番目。
また羽州街道の終点ともなっており、
多くの人々が交差していました。


青森市油川大浜周辺。
緑の線が奥州街道でピンク線が羽州街道。
青くぼかした辺りが宿場だった場所。


「… 続きを読む

青森県三戸郡 三戸城跡

三戸城三戸南部家の居城だった城で、
約200年間居城とした聖寿寺館が焼失し、
※家臣の赤沼備中が24代南部晴政を恨み、
 放火したという。
新たな居城として築かれた城です。
熊原川を臨む台地に曲輪を配置した城郭で、
南部家の本拠に相応しい広大な山城でした。


「… 続きを読む

青森県三戸郡 三戸宿跡

三戸宿奥州街道の99番目の宿場町。
南部家の居城三戸城の城下町で、
盛岡城に拠点が移ってからも廃城されず、
城代が置かれ支城として維持されます。
正式に支城として認められたものではなく、
南部家の聖地的な場所として管理され、
石垣補修や掃除などが行われたようで、
※後に城代は廃止され代官支配となります。続きを読む

岩手県二戸市 金田一宿跡

金田一宿奥州街道の98番目の宿場町。
地名の由来はアイヌ語に由来するとされ、
金田(山中の)一(市)という意味があるという。
南部氏の支族四戸氏がこの地を拝領し、
金田一姓を名乗ったともされ、
言語学者金田一京介やその子金田一晴彦等、
有名な学者の名で知られていますし、… 続きを読む