揖斐川は古くから舟運に利用され、
上流の大垣や下流の桑名等へ、
物資の運搬や交通が行われていました。
川筋の各所には船着場が設けられており、
今尾の渡しもその一つだったようです。
今尾は大垣と桑名の間に位置する要所で、
大きな市も開かれていたとされ、
尾張藩御附家老竹腰家の陣屋町でもあり、… 続きを読む
岐阜県海津市 今尾の渡し跡
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揖斐川は古くから舟運に利用され、
上流の大垣や下流の桑名等へ、
物資の運搬や交通が行われていました。
川筋の各所には船着場が設けられており、
今尾の渡しもその一つだったようです。
今尾は大垣と桑名の間に位置する要所で、
大きな市も開かれていたとされ、
尾張藩御附家老竹腰家の陣屋町でもあり、… 続きを読む
常榮寺は海津市平田町にある日蓮宗の寺院。
その創建は不明なようですが、
今尾城城主市橋長勝が現在地に移転させ、
正室常照院の追善供養を行ったとされます。
後に今尾を領した尾張藩御附家老竹腰家は、
常榮寺を領内菩提寺に定めました。
「本堂… 続きを読む
三浦長門守家は紀州藩御附家老のひとつ。
初代藩主徳川頼宣の実母於万の方が、
三浦家の出身であった為に、
藩主外戚として重きを成しています。
三浦長門守家初代当主三浦為春は、
初代藩主徳川頼宣の傅役となり、… 続きを読む
了法寺は三浦長門守初代当主三浦為春が、
所領の上野山村に建立した寺院。
後に坂田にあった浄土寺跡に移転し、
日蓮宗から天台宗に変わったようです。
三浦長門守家は紀州藩の御附家老で、
初代藩主徳川頼宣の実母… 続きを読む
田丸城は南北朝時代に築かれた城で、
北畠親房による築城とされます。
足利尊氏に攻め落とされていますが、
室町時代に再建されており、
北畠政郷の四男顕晴が田丸姓を名乗り、
以後は田丸家の居城としていましたが、
戦国時代の城主田丸直昌が、… 続きを読む
大得寺は玉城町田丸にある浄土宗の寺院。
元々は遠江国周智郡で創建されたお寺で、
久野家の菩提寺となっていましたが、
当主久野宗成が徳川頼宣の家老となって、
田丸城を与えられた事により、
久野家と共に田丸に移転しました。
「山門」。… 続きを読む
龍泉寺は附家老越前府中本多家の菩提寺。
応安元年(1368)に守護藤原義晴が創建し、
開山の通幻禅師の遺命により、
各地に散った弟子達が輪番制で住職を務め、
これが江戸時代中期まで続きます。
※この輪番制で福井を訪れた住職らは、
大本山である永平寺も参拝しますが、… 続きを読む